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ライブでしかアイドルの曲を聴かなくなった堕落したアイドリアンは狙い撃ちされました(ナッキー)

ライブでしかアイドルの曲を聴かなくなった堕落したアイドリアンはアイドルに狙い撃ちされました(ナッキー)

妻の母が入院して容体が悪くなり、しばらく会社以外は自宅待機していたので、アイドルのライブには行っていませんでした。

物理的にライブに行けない時くらい、CDやyoutubeを聴くのかというと、すっかりアイドリアンとしての書斎派能力を失っており、10日間読書ばかりしていて、アイドルの曲はテレビ録画を聴いたくらい。

指原莉乃が選ぶベスト10のうち、知っている曲はシングルとセットリスト曲のみで、知らない曲が5曲あったことをブログライターに報告したところ、ときめき研究家さんからは、

それにしても、ナッキーさんは曲を知らなすぎです。
「推定マーマレード」は、平嶋夏海が参加した最後の曲なのですが・・・。

今日葬儀が終わり、妻が喪主だったので、骨壺を持って帰宅し、
そうしたら、アイドルの曲が聴きたくなり、ネットで調査。(それまでは調査するのは遠慮していた)
今見たいアイドルベスト5のchoice?とTAKENOKOが出演するライブに間に合いそうなので、妻の許可をとって新宿へ。

ライブの冠になっていて、地下アイドルでは知名度が高い、小桃音まい。
4曲続けて歌唱。
足が細くてスマートで、ナッキーの好みの体型ではないなあ、とぼんやり最前列でみていたところ、4曲目が聴いたことある曲で、とてもよい曲だったので、メモし始めた。
目をとじるたびに
そんなことばかり
教えてよ、君が選んだ真実を、君が知った悲しみを
世界のはて、君の声を・・・ あしたページを開こう
浜崎あゆみのような漠然としたメッセージソングだけど、アイドルの曲として素晴らしいなあ、とか、
AKB48なら会いたかった、モーニング娘。なら、LOVEマシーン、榊原郁恵なら夏のお嬢さん、BiSならnerve、RYUTistなら「らりりれる」のように、ライブで必ず歌ううたなのかな(私でも知っている曲なのだから)などと考えていたら、

センターから右端に移動した小桃音まいさんが、いきなり私の前でひざをステージにつけて、視線があう。
これは演出(振り付け)なのか???
メモして考え事をしていたナッキーへの抗議か???
ナッキーを自分のファンにしようという積極策???
どきっとした後で、歌う小桃音まいさんの姿を目で追いました。ステージ左端で歌った時は、ひざまずきませんでした。

ナッキー

(旧名)テッドさんは見る目があり、KCの目は節穴(テッド・KC)

(旧名)テッドさんは見る目があり、KCの目は節穴(テッド・KC)

佐伯美香がバイトAKBで復帰とのニュースを読んで、チームB公演に出演する佐伯美香を初めてシアターで生で見た時のことを思い出した。
私の印象は、アイドルとして不適格者。
理由は二つ。
顔があまりに不健康。目が異常に大きかった。顔のバランスが悪くて、ホルモンが異常分泌?と心配になった。
足があまりに華奢。
同じチームBでは、片山陽加も足が細かったが、背が低いので、普通に細いアイドル。
佐伯美香は背が高く(すると相対的に体重は重いはずなのに)あの異常に細い足で、激しいAKB48のダンスを踊ってよいのか。女子虐待と批判を受けてチームBの公演が出来なくなってしまったらどうしよう。杞憂。

アイドルとしてダメダメ評価を下していたので、「(旧名)テッドさんが佐伯美香を推しているから、佐伯美香の悪口は言わない方がよい」とナッキー氏に教えてもらった時は、驚天動地。

しかし、見る目があるのは、(旧名)テッド氏なのではないかと、自分を疑ったのは、
高校時代の友人(アイドルに興味ないけど、音楽家)を秋葉原のシアターに連れて行き、チームB公演を見せた後で、
「どのメンバーが良かった?」と聞いたところ、
「色っぽい佐伯美香、子供にはあまり興味がないので」と言われた。

この友人は、音楽知識がないけどアイドルを聴いている私に、例えば、
ピンクレディの「カメレオン・アーミー」のコード進行は、山口百恵の「ひと夏の経験」と同じなどと教えてくれた。高校三年生。

佐伯美香のツイッターの顔写真は、本ブログ「佐伯美香」カテゴリーの通り、美人である。(旧名)テッドさんは見る目があり、私の目は節穴であることが、7年後に証明された。

KC

佐伯美香が歌う「片想いの対角線」(ナッキー)

佐伯美香が歌う「片想いの対角線」(ナッキー)

2012年12月20日の記事を再録します。


佐伯美香さんから回答いただきました(ナッキー)

"@mikachi_nu: 「片想いの対角線」です。私の歌入ってるのかな? RT @hagurohebi: @mikachi_nu @sendai1990 @mikachi_nu アイドルの夜明けにも佐伯美香さんの名前がありますが、ユニットは、どの曲をレコーディングされましたか。"

私のツイート
アイドルの夜明けにも佐伯美香さんの名前がありますが、ユニットは、どの曲をレコーディングされましたか。"
12月18日21時11分

に対して、佐伯美香さんが
「片想いの対角線」です。私の歌入ってるのかな?
12月19日13時36分

とツイートしてくれました。
長い間疑問に思っていたことが、ようやく分かって嬉しい。佐伯美香さんからのツイート嬉しい。

佐伯美香さんの握手会に一度だけ参加したことがあります。
ナッキー「チームBのファンブログ書いています。」
佐伯美香「分析系ですか?」

このブログのカテゴリーに「分析系」とあるのは、命名者佐伯美香さんです。

ナッキー

指原莉乃 「AKB復帰を明確に否定」(総選挙分析ライター)

指原莉乃 「AKB復帰を明確に否定」(総選挙分析ライター)


先週の10月22日の深夜のANN(オールナイトニッポン)にHKT48の指原莉乃が出演した。

この日の内容は「緊急動議 指原はAKBに復帰するのか?」というエキセントリックな題名で指原に加えて、AKB48Gの総合プロデューサー秋元康氏、尾崎HKT48支配人、AKB48の横山由依他幾人かの人達が集まるという豪華な顔ぶれで番組は進行した。

いよいよ番組の終了間際に本題の「指原のAKB復帰」について秋元氏が指原にAKB復帰の気持ちがあるかを確かめた。

指原は自身のスキャンダル直後、秋元氏からHKT移籍を2年前にこのANNの番組中に言われた。その際、秋元氏から” HKTメンバーの指導”と”HKTの盛上げ”を指原のミッションとして与えられた。
指原莉乃 HKT48での新たな活躍を祈念 120617

指原は現在に至るまで忠実にそのミッションを実行しており、秋元氏から終了宣言が出るまでそのミッションをやらなければならないと思っているので「HKTで頑張る」つもりである。なお、現在はAKBにいた方が得な場面が多い、早くHKTもAKBのようになって「得な場面」を共有したい。AKBへのアドバイスは外からでもできるので「今のままでいい」と語り、指原はAKB復帰を明確に否定した。

ネットを見ていると何か指原がAKBに復帰したいと言ったというような記述を見たので確認のため秋元氏と指原の発言を記録に起こした。


(秋元) 視聴者からの質問です。結局HKT48、指原莉乃さんはAKB48に復帰するのでしょうか?
(指原)勝手にあおって、あおられて。タイトル。
(秋元)どうなの指原的には? 
(指原)携帯片手に聞かないでください。
(秋元)どうなの指原が、HKTの支配人としては?
(尾崎HKT48支配人)僕はもうそれが心配で居ても立っても居られなくてここに駆け付けた。どうされるのかと思って?
(指原)どうされるのじゃない。わからないです。私は罪の意識を持ってHKTのみんなを育てなきゃという気持ちが一番にあるので。
(秋元)罪の意識というのがよくわからない。
(指原)反省の意識を込めて、2年経っても自分のことよりもHKTのことを育てることをやっているつもりなので。これからも。それは秋元さんが、「それはもう終わりでいいよ」と言われるまではやらなければいけないと思っているので。別に勝手に自分でAKBに戻りますと言えるものではないので。私はHKTで頑張るつもりですけれども。
(秋元)なるほど。AKBに早く戻りたいというのはないんだ。
(指原)戻りたいというのはないですけれども。でも、やっぱりAKBにいた方が得な場面というのがあるじゃないですか。そういうのはHKTのメンバーと早く共有したいと思っています。例えば、東京ドームとか単独とか。もちろん、歴史があってすごいじゃないですか。それを私はAKBと共有できないからHKTと共有できたらいいなぁという気持ちです。
(秋元)うーん。なるほどね。そういうことだ。
(指原)あんまり興味ないのやめてください。聞いたはいいけれどみたいなのは。
(秋元)わかった。じゃ、HKTでお願いします。
(指原)そういうのやめません。なんかセイゴさんのやつの方が興味あるみたいな。
(秋元)そんなことない。そんなことない。
(指原)なんでですか。ここまで引っ張って。もっと聞いてくださいよ。
(秋元)十分わかったよな。指原の責任感とか、それからAKBの方が本来は単独とかできたり、あるいは例えばAKBでコマーシャルとかあるときも指原はそこに入っていないわけだから。そういう意味では。でも私にはHKTがあるんだということがわかった。
(指原)そうです。そうです。そうです。そうです。こういうこと言うのあれですけれど、咲良とかはるっぴとか芽瑠とか美桜とか、いっぱい、なつ、まどがいて。AKBの選抜と闘いはしないけれど同じくらいの気持ちで見れるぐらいのレベルにだんだん近づいてきてはいるから。ちょっとずつだけれど。それが私にとって自慢でもあるのでうれしいですね。
(秋元)だから、もう指原は九州地区でじわじわじわじわHKT王国ができている感じがするよね。
(指原)ちょっとずつですけれどもね。
(指原)AKBのKのコンサートを見て、AKBに関係ない人としてアドバイスするのも好きだから、今のままでいいやと思っています。

「指原莉乃のANN」141022(指原はAKBに戻るのか?) 上記会話は1:18:00より


以上

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指原莉乃 ”HKT王国”の意味(総選挙分析ライター)

指原莉乃 ”HKT王国”の意味(総選挙分析ライター)


AKB48G総合プロデューサー秋元康氏・・「もう指原は”HKT王国”ができている感じがする」
HKT48 指原莉乃・・「ちょっとずつですけれどもね」


冒頭の秋元氏と指原のやり取りは、10月22日のANN(オールナイトニッポン)「緊急動議。指原はAKBに戻るのか?」という特集での秋元氏と指原の会話の一部分である。
指原莉乃「AKB復帰を明確に否定」 141028

この秋元氏がなにげに使った”HKT王国”という言葉が重要である。

日本は古代から天皇制なので日本は西洋諸国に歴史上現れた”王国”ではないと筆者は認識している。”王国”には絶対的な権力を持つ”王”がいる。日本で西洋諸国の”王”に匹敵する強大な権力を過去持ちえたのは戦国武将の『織田信長』という解釈をする人がいて、過去NHKが大河ドラマで津本陽氏原作の「下天は夢か」を放送したとき(1989年)、番組最初の映像には信長を「King of Japan」と表記していたのを覚えている。

筆者はその映像を初めて見たとき、そうか、信長はもし明智光秀に殺されなかったら、その当時のすべての規制権力を打ち壊して新しい日本を創り、日本の歴史上初めて西洋諸国でいう”王”になっていたかもしれないと思った。

まあ、これほどまでの絶対権力を念頭に置いた”王”の概念は筆者だけの解釈かもしれないので、秋元氏がそういう意味で”HKT王国”という表現を使ったとは考えていないが、それでも”王国”と言う以上”王”がいる。そのHKTの”王”とは誰なのか? HKTの支配人の「尾崎さん」を指しているとは思えないし、秋元氏と指原の会話の文脈からしてもHKTの”王”とは指原を指していそうだ。

嘗て、AKBの前田敦子、大島優子がいた時でさえもAKB王国という表現は使われなかった。今現在の渡辺麻友のAKBも松井珠理奈のSKEも山本彩のNMBも然りである。

だが、今、秋元氏はあえて「もう指原は”HKT王国”ができている感じがする」と言っている。筆者が言うような絶対権力を保持している”王”という意味ではないにしてもである。(指原に人事権は無いと常日頃秋元氏は言っている)

では、秋元氏が使った”HKT王国”の”王”とはどんな”王”なのか?

AKBの前田敦子、大島優子、渡辺麻友、SKEの松井珠理奈、NMBの山本彩はそれぞれのグループのメンバーを代表するトップアイドルだがメンバーの一員である。

一方、HKTでは”王”と言われる以上、指原はメンバーの一員ではある(もちろんトップアイドルでもある)がメンバーと同列ではなく、1段も2段も上でなくてはなくては”王”とは呼ばれないはずだ。それは何なのか?

そういうふうに考えたときの指原の”王”と呼ばれる仕事や能力は、指原がHKTに移籍直後行ったHKTのメンバーと運営の風通しをよくしたり、衣装を含めたメンバーの待遇の改善をはかったり、HKTメンバーのきめ細かな教育指導をしたり、TV等の番組でHKTメンバーの紹介をしたり、HKTメンバーをTV局等のスタッフや出演タレント(芸能人)に紹介したり、HKTメンバーを雑誌に紹介したり、HKTのコンサートのセットリストを作ったり、曲のダンスの振付を自ら頼んだり、コンサートの現場でメンバーを指示したり、自ら出た番組でHKTの宣伝や紹介をしたりするというあらゆるマルチな活動(もっとあるだろう)、すなわち支配人兼プロデューサーというメンバーの域をはるかに超えた仕事をこなしてHKTメンバーを引っ張っていくリーダーとしての仕事・能力とHKT48そのものの認知度と人気を上げていくプロデューサー(経営者)の活動・能力だろうと思う。

これらは前田敦子、大島優子、渡辺麻友、松井珠理奈、山本彩は表立っては行っていないのでそれぞれのグループのメンバーを代表するトップアイドルではあるが”王国”の”王”ではないのである。仕事の質、活動のレベルが違うのである。


秋元氏は2年前のANNで指原にHKT移籍を命じた翌日(12年6月16日)のグーグルプラスに「指原莉乃のHKT48への移籍について」という文章を投稿してその中で以下のようにしたためた。

「ファンのみなさんにせっかく4位にしていただいた指原ですが、どこまで“ヘタレ”なのでしょう。肝心なこの時期に…。でも、それが指原なのです。
そのうちにグループ最強のHKT48を率いてやって来るかもしれません。
あるいは、グループ最強のHKT48に紛れてやって来るかもしれません。
AKBで一番“期待に応えないメンバー”指原莉乃を温かく見守ってやってください。」

あれから2年たって指原は「AKBで一番“期待に応えないメンバー”」どころか、翌年の選抜総選挙でトップをとるほど多くのファンに応援されたうえに、秋元氏に”HKT王国”の”王”と認めてもらい、すでに九州遠征の7県ツアーを終え、今は「全国統一」ツアーの真最中である。このあと台湾、香港の海外ツアーが予定されている。秋元氏が言った「グループ最強のHKT48を率いてやって来る」日は近くなっている。

いずれ秋元氏も第一線を退くときが来るだろう。このとき”HKT王国”の”王”は”AKB48G王国”の”王”となってもおかしくないほど成長しているかもしれない。

したがって、指原は今あえてAKBに戻らなくてもいいのである。 待っていればおのずともっと大きな権限と地位が入ってくるかもしれないから。
(これはあくまで一指原ファンとしての誇大妄想であることをお断りしておく)

以上

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AKB48より素敵なアイドルが一同にかいするライブ、見に行けず(ナッキー)

AKB48より素敵なアイドルが一同にかいするライブ、見に行けず(ナッキー)

AKB48に熱中してシアターに毎日行き出した頃、アナクロ的に古風なアイドルだと思いました。そこがよかった。
全員黒髪でしたし、曲が懐メロ・アイドル歌謡曲。
売れてしまったAKB48は大衆路線に走り、現代的なルックスと曲に変わってしまいました。

http://www.girlsnews.tv/notice/185867
ここに出るアイドルグループは、どれも上品で、可愛く、素晴らしい。
今日ライブありましたけど、始まりが早すぎてサラリーマンは見に行けない。

70年代のアイドルみたいな清楚なグループ。
ダンス至上主義の現代アイドルグループへのアンチテーゼ。王政復古。

残念ながら、私が見に行く対バンライブには、出てこないグループが多い。

アイドルネッサンスは一度だけ見たことある。8月に会社を休んで平日昼のAKIBAカルチャーズ劇場(座れる)。夏休みとはいえ、驚いたことに満員だった。
質の高いアイドルが必ずしも人気があるわけではないのに、デビュー直後で、この人気は、
本質的に素晴らしいアイドルを知って集まる、アイドルを専門的に見ている人が東京中から集まったのかと想像しました。それにしても不思議でした。

現代のアイドル文化は奥が深い。
無限の可能性に、一ファンとして、ついていけなくなりつつある。

ナッキー

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18:20~18:40 アイドルネッサンス
18:40~19:00 乙女新党
19:00~19:20 つりビット
19:20~20:00 X21
18:00~18:20 ハコイリムスメ
20:00~20:40 さんみゅ~

残念なことに、成瀬理沙が逢坂はるなである証拠が一つ増えた(テッド・KC)

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佐伯美香がツイッターを辞めたことを(旧名)テッド氏に連絡したのは、私が一番早かったと思う。KEN爺氏のリツイートで知った。テッドというペンネームを継承させていただいた同僚としては、義務を果たせた感があったが、佐伯美香復帰のニュースは、総選挙分析ライター氏10:49、ときめき研究家氏11:29と先を越された。

ツイッター閉鎖が、バイトAKBとしてデビューするために、個人のアカウントを閉じたからなのだとは、後で気づいた。
幸運なことに、(今は消えている)佐伯美香最後のツイッターを、写真にとっていたのでアップした。
同期生の名前が3人。順番に、

成瀬理沙と同一人物と言われている逢坂はるな。

研究生としては身分不相応なNHKホールでの大々的な「映像つき」卒業式で卒業した瓜屋茜。正式メンバー佐伯美香の武道館卒業は、第一回組閣ですっかり消し飛んだので、瓜屋卒業の方が佐伯卒業より扱いがよかった。

シアター公演に一度だけ出演して、すぐ辞めた渡辺茉莉絵。彼女が出たステージを私は生で見ているが、

AKB48史上、最もアイドルらしくないメンバー(研究生)だった。

ナッキー氏ほどではないが、私も地下アイドルをたまに見に行き、原始的な(素人に近くアイドルというには?の)女の子を見ているが、
ブスな地下アイドルでも、アイドルらしさは、心得ている。

渡辺茉莉絵は、ギャルだった。
こんなメンバー二度と見たくないと思いながら、珍しいものを見ながら、違和感を凝視した。(ステージを凝視したのであり、渡辺茉莉絵はとても見られなかった)
最もアイドルらしくなAKB48メンバーを見るという歴史的一瞬に出会えたことは、

私が見逃し、(旧名)テッド氏が居合わせた、研究生公演アンコール中止事件と同じくらい価値のあることでなかったかと、最近回想するのである。

渡辺茉莉絵を含む研究生の(おそらくデビュー前の)写真が、今回の佐伯美香復帰ニュースに貼られていたので参考まで。研究生としてもデビューしなった4人以外は、シアターでじっくり見ている。

テッド・KC
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この写真を上から見た時、あ、佐伯美香見つけた、と思った女性は佐藤亜美菜だった。佐伯美香と見間違えた佐藤亜美菜のすぐ下に佐伯美香。ますます持って、私が女性を見る目がないことを、はからずも再認識。

指原莉乃『逆転力』 国立大学の哲学科の授業で取り上げられる(総選挙分析ライター)

指原莉乃『逆転力』 国立大学の哲学科の授業で取り上げられる(総選挙分析ライター)


筆者の知り合いのご子息がある国立大学の哲学科に在籍しており、最近HKT48指原莉乃の『逆転力』が授業で取り上げられた、という情報を寄せてくれた。

筆者は指原の「逆転力」が実用的な話題が多かったような気がしたので、授業で「逆転力」のどのようなところが扱われたかを確認したところ以下のような論点とのことだった。

・「人間は孤独である、というテーマにおいて、指原莉乃がスキャンダルに対面した時のこと。人と人は繋がらなくては生きていけないが、人と繋がらず自己と対面することの大切さ。」

・指原の「人がやらないことをやる」という考え方を肯定的に評価。


「人がやらないことをやる」という論点については以前取り上げている(注)ので、スキャンダル時の指原の思考について、「逆転力」をもう一度読み返してみた。以下「逆転力」のなかの当該箇所の論旨。
(注) 指原莉乃「逆転力」が面白い1・・指原の戦略論 140811
指原莉乃「逆転力」が面白い2・・指原の戦略論 140819

指原はスキャンダルが起きたときに、最初は「AKBを応援しているたくさんのファンに申し訳ない」、「メンバーに迷惑をかけたくな」いとのことで秋元(AKB48G総合プロデューサーの秋元康)氏に辞めることを伝えた。秋元氏から「本気で芸能界にしがみつきたいと思う人しか、残らなくていいから」と言われ、「AKBを応援しているたくさんのファンの気持ち」よりも「私(指原)のファンの気持ち」になって自分がやろうとしている意味を考えてみた。(P72)

「記事が出ることで、ファンが私のことを心配する」、「そんななか私がいきなりAKB48卒業、芸能界を引退しますとなったら、これ以上悲しいことはない」、 「ファンの力によって総選挙で4位」になったのに「新曲もまだ発売していないし、4位になったポジションで私が歌う姿を見てもらっていない」、「私だったら、見たい」、「私だったら、辞めずに残っていてほしい」(P73)

次の日、秋元氏に「やっぱり私はAKB48で頑張りたいです」と伝えた。(P74)


当初はAKB一般のファンやメンバーに迷惑をかけたくないという思いから秋元氏に辞任を申し出た指原だが、秋元氏から指原の芸能界に対する思い入れ(覚悟のほど)を聞かれ、さらに、指原を応援してくれているファンの気持ちになって考えた時、辞めない方がよいという結論に達して、一度申し出た辞任を撤回している。

自分のその後の人生を大きく左右する場面などそう何度もあるものではない。指原は自分がスキャンダルにより、半ば強制的に決断をしなければならない場面に追い込まれた。その際、それまでの通例なら辞任という選択となるところを内省のうえ自分の将来の夢(本気で芸能界にしがみつきたい)と自分のファンの気持ちを真剣に考えてAKBを続けることにした。


大学の哲学科の授業でなぜ指原のこの部分が取り上げられたのかを考えてみた。(以下はあくまで筆者の独自解釈です。授業の内容とは関係ありません)

筆者は大学時代に哲学は選考していないが、幸いにも企業に入ってからの研修で哲学の入門書(「自分を知るための哲学入門」竹田青嗣著ちくま学芸文庫)を読む機会があり、その本の記述によれば哲学とは(1)ものごとを自分で考える技術であり、(2)困ったとき、苦しいときに役に立つ、(3)世界の何であるかを理解する方法ではなく自分が何であるかを了解する技術である、と書いてあった。(P8-9)

そして、ものごとを「自分で」考えるとは、習慣的な自分の考え方に逆らって考えることなのである。(P9)


指原のスキャンダル時の思考は、今紹介した「哲学思考」そのものになっており、それまでの習慣なら辞任となるところを、自分の夢とファンの気持ちを考えて、辞任するという通例の考え方に逆らって辞任を撤回している。それは指原が自分で考えたことであり、まさしく困って苦しい時に役立ち、指原自身が何であるかを了解している。

なるほど、こういうことで大学の哲学科の授業で取り上げられたのかもしれないと勝手に思った。(あくまで筆者流の解釈である)

指原の凄さがこの頃、だいぶ世の中の理解を得るようになってきたようだが、筆者も指原が「哲学思考」を身につけていることについてはまったく気が付いておらず、正鵠(せいこく)を射た大変貴重な情報と受け止めた次第である。

以上


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再録、佐伯美香(ナッキー)

佐伯美香、卒業発表をシアターで見ました。記事を再録します。ナッキー

今日のチームB公演は、平嶋夏海さん一部出演、その理由は、MC1にて、

親知らずを抜いて激しい運動は出血のおそれがあるから

ということでした。この時に、ブログ管理人テッドさんの一推し・佐伯美香さんも、確か親知らずを抜いたんだよねって思い出しました。
親知らずを抜いてからモバメが来なくなり、後遺症があるのかもしれないって、テッドさん心配していましたから。

ステージ見ている時は、シンディのアンダー出演の大家志津香・しーちゃん、ひょっとすると、今日は昇格が発表かという気がしてきて

最後の曲「アリガトウ」が終わって、手をつないだ時に、センターの柏木由紀さんを見ていました。

そうしたら、右の方かは声が聞こえて、

佐伯美香さんが私服(紫系の半袖Tシャツ、濃い藍色の水玉模様ミニスカート)で登場。

佐伯美香さんからの挨拶はこんな感じ。


報告があって来ました。
卒業します。
怪我をしてから半年をむかえました。
半年の中で体調も崩しました。
今後の自分自身のためにも、卒業して治療に専念します。
本当はさみしかった。
武道館のステージの後で卒業します。
最後まで応援してくれた皆さん、すみません。
皆さんと過ごした私の2年間は、私の宝物です。
感謝しています。
ありがとうございました。

片山陽加より「美香ちぃからいつものお願いします。」

チームB全員、ステージ中央、片山陽加、佐伯美香、渡辺麻友、手をつなぎ挨拶。

佐伯美香さん、最後にステージ中央で一礼して退場。


卒業挨拶の時はステージに注目していたので、不十分なメモと記憶により書きましたので、こんな感じだったというとらえ方でお願いします。

ナッキー

アリスインプロジェクト、戦国降臨ガールズReBirth(ナッキー)

アリスインプロジェクト、戦国降臨ガールズReBirth(ナッキー)

女優しか出ない芝居、世の中にそこそこの数あり、その一つのアリスイン。
好きなタイプの芝居は、セリフがたくさんあって、大げさじゃなくて、戦いが少ない、学園が舞台だとさらに好き。

すべて裏目だったのが、昨年の戦国降臨ガールズ。
AKB48でも好きなメンバーの中村麻里子をお目当てに見たのだが、セリフの言い方が、「いい芝居を見せよう、本格的な発声を練習しました」を自慢するようで好きになれなかった。芝居も戦いばかりで、ゲームを見た感じ。

今日は、セリフも自然で、アイドルの芝居はこうじゃなくては。
学園ドラマの設定もあり、その点はよかった。が、学園シーンもっと多い方がよい。

戦士の衣装の女優より、制服の衣装の女の子が目に入る。
出演者の中で、一番好きな山川ひろみが、制服でよかった。

去年は満員で補助席での観劇だった。今日は空席もあり。
OS☆Uのメンバー二人、名探偵とアリスイン名古屋公演に続く出演。
個人的にお世話になったOS☆U推しの方と再会。

ナッキー

山川ひろみさん出演の芝居を観て、サイン会に参加しました(ナッキー)

山川ひろみさん出演の芝居を観て、サイン会に参加しました(ナッキー)

女優の山川ひろみの芝居を見るのは、高田馬場・品川・高田馬場・おくられびと・今日の品川と5回目。昨年の日テレジェニックのイベント、日テレジェニック歌唱対バンライブ2回、昨年のハロウィン。

山川さん:(今日の芝居は)どうでしたか。
ナッキー:よかったです。山川さんを見つめていました。
補足:好きなタイプの脚本ではなかったので、好きな女優に集中できました。

ナッキー:お話するのは、ハロウィン以来今日が二回目。芝居はこの一年で二つ見ましたた。
山川さん:一列目で見ていただいていたのに気がついていました。(おくられびと)

山川さん:今日は・・・・さんが観に来ていたんですよ。
ナッキー:聴こえなかったので、もう一度お願いします。
山川さん:・・・の・・・・・さん。
(サイン会会場が狭くて、周りのお客と出演キャストの会話でガヤガヤ。結局聞き取れず)
ナッキー:今日のことはブログに書きますね。
山川さん:まあ、うれしい。

AKB48をシアターでしか見ない(他のアイドルを見ない)アイドリアン生活を続けていた私が芝居を見るようになったのは、2012年からです。
山川さん座長の女神座は、偶然知って、面白そうなので見に行きました。
彼女のファンになったのはブログ管理人ですが、魅力的な女性なので、今は私の方が夢中です。どういう風に魅力的かというと、チャーミングです。

去年のハロウィンイベントでは相当長い時間話しました。このブログを読んだらしく、私が書いた「女優が夢というAKBメンバーはすぐ卒業すべきだ」という記事の話で盛り上がり、何故彼女がその記事をとりあげて話してきたのか疑問に思っていたら、
「私、チームBにスカウトされていたのですが、女優志望だったので、断ったんですよ。」という告白まで聞かされました。

そうか。山川さん、このブログを読んでいて、私が平嶋夏海推しであったことを覚えていたのかもしれない。それで、「今日は平嶋夏海さんが観に来ていたのですよ」と教えてくれたのかな。(妄想)

24才の山川ひろみさん。息の長い女優として活躍してくれるなら、またお話する機会があると期待しています。

ナッキー
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山川ひろみ ブログより。

興奮して、TAKENOKOと、ツーショット、スリーショットチェキ(ナッキー)

興奮して、TAKENOKOと、ツーショット、スリーショットチェキ(ナッキー)

ハロウィン仮装騒ぎの渋谷の街に18:30に到着。
ライブハウスREXでは、アイドル一組30分の持ち時間でのライブ。通常は持ち時間、15分から20分なので、好きなアイドルをじっくり鑑賞できる。
ケイタイに電話がかかってくる。プライベートのガラケイではなく、会社支給のスマホ。ライブ中なら電話の音は聞こえなのだが、物販見学中だったので電話に出ると、「our project is terminated」と沈痛な声。私はある理由で、このニュースに興奮する。

あまりにも、興奮したので、TAKENOKOのステージが終わった後で、チェキを二枚とって、二人組アイドルとじっくりお話。
普段はライブを見て、物販というお仕事をしているアイドルを見るのは好きだけど、チェキは取らない。
今日は特別。TAKENOKOも大好きだし。

今年に入って、3回目のチェキだが、過去2回は、CDを買ったら、チェキ権利がオマケでついてきて、行使しないのもアイドルさんに失礼なので、撮ったもの。
純粋に、チェキをとるためにとったのは、今年初めて。
ライブ料金  3600円
CD一枚(一曲)500円
ツーショット 1000円
スリーショット1500円

帰宅してからも興奮が続いていたので、妻に、会社のプロジェクトのことと、TAKENOKOとのチェキ2枚を見せました。
アイドルとの写真、嫉妬して欲しい(けど、嫉妬されるには、二人とも年をとりすぎた)。

ナッキー

TAKENOKOはMCが面白い(ナッキー)

TAKENOKOはMCが面白い(ナッキー)

AKB48のシアターに通っていた当時、メンバーのMCが面白くて、メモしてはブログに載せていた。MCが面白くて、書きたくなるほど、メンバー一人一人への思い入れも強かったのです。
よく見に行くアイドルの対バンライブは持ち時間が少ないので、MCはあっても自己紹介と告知だけ。
TAKENOKOの二人は、MCの面白さで先達のTAKENOKO▲を継承している。
ハロウィンなので、ステージ右の葵叶望(うたの)が天使、左の三上真生(まい)が悪魔。

TAKENOKOは4曲歌唱。4曲目の「プラプラプラトニック」は初披露の新曲。
歌い出しの葵叶望パートが聞こえてこなかった。はからずも生歌が証明された瞬間。
面白かったMC。実況中継ではなく、発言の順番入れ替えています。

まい :歌詞忘れただけでしょう。
うたの:あそこは呪文だから。
まい :TAKENOKO茶番が上手と言われる。
うたの:後で浣腸するぞ。
まい :天使という設定なのだから。 (客席より、設定 と言っちゃいけないよ、という声)
うたの:メンタル弱いから、いじめないで下さい。
まい :15年間一緒だから。
うたの:一応仲良くしているんです。
まい :嫌だったら、一緒にやっていないから。
(二人は15才なので一緒に仕事は1年未満のはずだけど、デーモン小暮閣下の論理?)

初の研究生公演「ただいま恋愛中」の頃の指原莉乃のMCは面白かったので、面白い能力は指原能力があると造語しようか。
TAKENOKO面白いのは、MCだけでなく、物販の対応も。(次回の記事で)

10月31日ライブ中に撮影会。(最初のステージで好きになった葵叶望ですが、今日足が細くてすらっとしたスマートな女の子だと気がつく。今までの衣装では分からなかった)
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10月31日ライブの後、葵叶望とのチェキ。CDの↓、スーツの上に緑の字で、「天使ちゃん、CDありがとう」
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10月2日アリスインプロジェクト芝居の後のサイン会、葵叶望。
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ナッキー

HKT48チームH「青春ガールズ公演」千秋楽DMMで観賞(総選挙分析ライター)

HKT48チームH「青春ガールズ公演」千秋楽DMMで観賞(総選挙分析ライター)


ネットに今年の4月23日からスタートしたHKT48チームHの「青春ガールズ公演」が10月30日で千秋楽を迎えた、と掲載されていたので、久しぶりにDMMでその模様を見た。DMMは今年の4~6月までの3ヵ月間月額会員になって見放題だったが、結局3~4回しか見ておらず、それも指原が昨年出た公演を見ることが出来る期間だったのでそちら方を見ていて、その時には「青春ガールズ公演」を見ていなかった。そんなわけで今回の千秋楽が最初で最後ということになってしまった。

いかに普段ネットやTV等の情報に頼って満足してしまい、現場を見ていないかということを自ら露呈してしまった。

HKTの公演は4月5日に埼玉スーパーアリーナで行われた春のコンサートを映画館で見て以来なので半年ぶりである。

出演したメンバーは 秋吉優花・穴井千尋・上野遥・梅本泉・岡本尚子・神志那結衣・兒玉遥・駒田京伽・坂口理子・指原莉乃・田島芽瑠・田中菜津美・田中美久・松岡菜摘・矢吹奈子・若田部遥の16人だったが、秋吉、田島、田中菜の3人がこの半年で随分大人びてきた印象を持った。成長は早いな、と。

この中でセンター田島のキラキラ感、明るさ、華やかさが際立っていた。元気いっぱいで見ているだけでこちらも楽しくなってくるのだからたいしたものである。さすがに今一番AKB48Gで伸び盛りのグループのセンターを務めるだけのことはある。大器の片鱗が出てきた印象を持った。将来が楽しみである。

指原は最初ツインテールの髪型で出てきて若返って見えた。MCでは面白くない話をする上野、田中美久、矢吹にダメ出しをしたり、穴井や松岡のギャグに注文を出すなどメンバーの教育に熱心だった。

それにしても、MCで指原の話題に触れるメンバーが多いのには驚いた。メンバーの指原に対する親しみと信頼の厚さを感じさせる場面だった。

MCの中で印象に残ったのは「最近びっくりしたこと」というお題で松岡が握手会のときにファンから自分の「性格」が好きと初めて言われて驚いたと。ということは、松岡は「性格」があまりよくないのか? 神志那が自分の鼻にコバエが入り込んで鼻息ではき出した話をしたのには驚いた。イメージが下がりそうな話題をよく話したなと。
「似ている人」というお題では田中菜津美が自らピーターと麻友に似ていると言っていたこと。本当に似ているのか? 特に麻友の名前をあげていたのはよくわからなかった。

ユニット曲の「Blue rose」は松岡、兒玉、指原、穴井の4人が歌ったが、4人のビジュアルが素晴らしく隔世の感があった。若手3人は本当に綺麗になってきた。

田島、神志那が歌った「禁じられた二人」の神志那は評判どおりの美形だった。これから注目を集めそうだ。

「ふしだらな夏」、「Don't disturb!」、「Virgin love」、「日付変更線」などの曲は大人びたものが多く、メンバーが着ている衣装や踊りもそれにあわせてちょっぴりエロチックで、成長しつつあるHKT48チームHメンバーの魅力を十分引き出していた。

普段DMMは1~2回しか見ないが、この公演はすでに3回見ていて満足しており、この後も見ると思うので、なかなか完成度が高い劇場公演との印象を持った。


当日のセットリストを以下に掲載する。

2014年10月30日(木)18:30 HKT48チームH「青春ガールズ」公演千秋楽セットリスト
HKT48劇場、開演18:30~
出演メンバー: 秋吉優花・穴井千尋・上野遥・梅本泉・岡本尚子・神志那結衣・兒玉遥・駒田京伽・坂口理子・指原莉乃・田島芽瑠・田中菜津美・田中美久・松岡菜摘・矢吹奈子・若田部遥

M01 青春ガールズ(秋吉優花・穴井千尋・上野遥・梅本泉・岡本尚子・神志那結衣・兒玉遥・駒田京伽・坂口理子・指原莉乃・田島芽瑠・田中菜津美・田中美久・松岡菜摘・矢吹奈子・若田部遥)
M02 ビーチサンダル(全員)
M03 君が星になるまで(全員)
自己紹介(全員)

M04 Blue rose(松岡菜摘、兒玉遥、指原莉乃、穴井千尋)
M05 禁じられた二人(田島芽瑠=白、神志那結衣=ピンク)
M06 雨の動物園(矢吹奈子、秋吉優花、駒田京伽、坂口理子、田中菜津美、若田部遥、田中美久、岡本尚子)
―― MC ――
田中菜津美、秋吉優花、矢吹奈子、田中美久、坂口理子

M07 ふしだらな夏(穴井千尋、岡本尚子、神志那結衣、兒玉遥、駒田京伽、指原莉乃、田島芽瑠、松岡菜摘、若田部遥)
M08 Don't disturb! (全員)
M09 Virgin love (全員)
M10 日付変更線 (全員)
―― MC ――
前半:秋吉優花、兒玉遥、梅本泉、穴井千尋、松岡菜摘、駒田京伽、岡本尚子、坂口理子
後半:上野遥、指原莉乃、田中菜津美、田島芽瑠、田中美久、神志那結衣、若田部遥、矢吹奈子

M11 僕の打ち上げ花火
――アンコール――
E1 約束よ(全員)
E2 転がる石になれ(全員)
E3 アイドルの王者 (全員)
E4 控えめ I love you! (全員)
E5 HKT48(全員)
―― MC ――
指原莉乃、穴井千尋、兒玉遥、田島芽瑠、松岡菜摘、矢吹奈子
E6 シンデレラは騙されない (全員)
指原よりお知らせ: チームH「青春ガールズ」公演は本日で終了。11月9日よりオリジナル公演ではないが、新公演が始まるとのこと。
(秋元氏が現在作成中のチームHのオリジナル公演ではない)

HKT48「青春ガールズ公演」千秋楽


以上



追伸

記事の掲載中止について(総選挙分析ライター)

10月30日17:45~31日0:45の間に掲載した「指原莉乃『逆転力』国立大学の哲学科の授業で取り上げられる」の記事の中に一部誤りが含まれていることがわかりました。

記事掲載後、情報提供元の知り合いから連絡が入り、指原莉乃『逆転力』が取り上げられたのは哲学科に在籍するご子息の「経済学」の授業だったそうです。

記事は「哲学」的観点からまとめたため、記事の掲載をやめました。



「指原莉乃のすべての関連記事」
「AKB48グループメンバー記事一覧」
「AKB48選抜総選挙分析他分析記事一覧」



あれだけ可愛かった成瀬理沙が、逢坂はるなだとは信じられない(テッド・KC)

あれだけ可愛かった成瀬理沙が、逢坂はるなだとは信じられない(テッド・KC)

成瀬理沙が逢坂はるなか否かは、(旧名)テッド氏が「声も、顔も、違うから別人」説で、私が情況証拠を集めて同一人物説を展開した。
しかし、佐伯美香バイトAKBのニュースを聞いて、改めて逢坂はるなの画像検索をして見たところ、あの可愛かった成瀬理沙が、逢坂はるなだとは、とても信じられなくなった。

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上の写真が、普通の逢坂なるなの写真。ほとんどこんな顔。
下の写真が、最も美しくとれている(これは写真を可愛く修正しているにちがいない疑惑を私がもった)逢坂はるな。

「逢坂はるな」デビュー映像を、DMMで2000円以上払って購入し、インタビューのところだけしか見ずに(服を脱いでからは興味がわかず、見るのがつらいので、こんなもの見るくらいなら、アイドルをyoutubeで見ようと捨てた。もっとネット配信映像なので、DVDを捨てる手間も、家族から隠す必要もなかった)

AVとはこんなブスでもなれるのか、という感想を「アイドル興味ないけど、AV見ている」友人に漏らしたところ、
AKB48出身の三人は、いずれも、話題だけで、AVの質としては悪いとの解説。
アイドルでも質の高いアイドルと、質の低いアイドルがいるように、
AVでも質の高いAV作品と、質の低いAV作品があるとの解説。この友人が、これは名作と、リストしたAVを、

アイドルの人気がなくなったのは、可愛い子がAVに出るようになったから、という1990年代の言説と、

可愛い子がAVに出続けているのに、AKB48を始めとするアイドル人気は衰えないという現状を、文化的にどのように総括すればよいのか、

を考えながら、アイドル研究家としてながめた。
逢坂はるなのAVの質が悪く、美しいAV女優、可愛いAV女優は、数多くいることを教わり、実感した。現在の佐伯美香のような美人もいる。
そして久しぶりに逢坂はるなの画像を検索し、AVデビューの時よりさらに造形が崩れていたことに驚く。ひょっとすると整形手術の失敗か。

テッド・KC

「HKT48全国ツアー~全国統一終わっとらんけん~(茨城)」セットリスト(総選挙分析ライター)

「HKT48全国ツアー~全国統一終わっとらんけん~(茨城)」セットリスト(総選挙分析ライター)


昨日(11月1日)、茨城県の結城市民文化センターアクロス大ホールでHKT48全国ツアー「全国統一終わっとらんけん」が行われた。9/21の石川、9/23の岩手、10/4の新潟、10/11の山形、10/18の徳島に続いての6回目の全国ツアー。今回の茨城より、いよいよ関東圏でのツアーが開始された。

この後のツアーは11/16が神奈川県、11/18が福岡県、12/23は広島県となっている。残り3つの公演のうちどこかでライブヴューイングをしてくれるとありがたいのだが。・・・

なお、台湾、香港の海外ツアーについては現時点ではまだ日程は発表されていない。


茨城公演を石川、岩手、新潟、山形公演のセットリストと比較してみるとレギュラーメンバーは木本花音が不出演、渕上舞がその代役として出演。楽曲内容は最初の石川公演と同じだった。
HKT48全国ツアー石川セットリスト 140921
HKT48全国ツアー岩手セットリスト 140928
HKT48全国ツアー新潟セットリスト 141004
HKT48全国ツアー山形セットリスト 141012
HKT48全国ツアー徳島セットリスト 141019

セットリストがネットに掲載されていたので一部校正のうえ転載させてもらった。


「HKT48全国ツアー~全国統一終わっとらんけん~(茨城)」 セットリスト 
会場茨城県/結城市民文化センターアクロス大ホール:
日時:2014年11月1日(土) 開場13:00 / 開演14:00 
出演メンバー:穴井千尋・多田愛佳・栗原紗英・神志那結衣・兒玉遥・駒田京伽・坂口理子・指原莉乃・田島芽瑠・田中菜津美・田中美久・朝長美桜・松岡菜摘・宮脇咲良・本村碧唯・森保まどか・矢吹奈子・山本茉央・渕上舞(※木本花音は不出演)
荒巻美咲・井上由莉耶・今田美奈・後藤泉・冨吉明日香・村重杏奈・山内祐奈・山田麻莉奈
(注) 出演無記入:全員 

影アナ:宮脇咲良(13:56)
M00 overture (HKT48 ver.)
M01 線路は続くよどこまでも (アメリカ民謡) 
M02 それでも好きだよ (指原ソロ1st) 
M03 会いたかった (AKB1st) 
M04 君のことが好きやけん (AKB14th c/w改変/HKT3rd c/w) 
M05 HKT48 (A1st改変)
MC1

M06 愛しきナターシャ (B4th) 兒玉・森保・穴井・田中菜・後藤 
M07 抱きしめられたら (K5th) 指原・多田・坂口 
M08 Bird (A3rd) 宮脇・松岡菜 
M09 Glory days (S2nd) 田島・神志那・渕上・駒田・栗原 BD:井上・今田・冨吉・村重・山内・山田 
M10 ウィンブルドンへ連れていって (S2nd) 朝長(桃)・本村(青)・山本茉(黄)
M11 生意気リップス (HKT4th c/w) 矢吹・田中美 BD:井上・今田・冨吉・村重・山内・山田
M12 不器用太陽 (SKE15th) 指原・兒玉・宮脇・田島・朝長
MC2 指原・田中菜「打ち合わせ無しのフリートーク」

M13 前しか向かねえ (AKB35th) 兒玉☆(唄い出し)
M14 フライングゲット (AKB22nd) M13に同じ
M15 1!2!3!4!ヨロシク! (SKE4th)
M16 オキドキ (SKE7th) M15に同じ
M17 北川謙二 (NMB6th)
M18 オーマイガー! (NMB2nd) M17に同じ
M19 ヘビーローテーション (AKB17th) 宮脇☆
MC3 指原・矢吹・兒玉・山本茉「HKT48カスタマーセンター」 ※開演前アンケート使用

M20 私はブルーベリーパイ (HKT4th c/w) 栗原・駒田・荒巻☆・坂口・神志那(ブルーベリーパイ)
M21 夏の前 (HKT4th c/w) チームKIV(多田・渕上・朝長・宮脇・本村・森保・今田・後藤・冨吉・村重)
M22 アイドルの王者 (HKT4th c/w) チームH(穴井・神志那・兒玉・指原・田島・田中菜・田中美・矢吹・山本茉・坂口・駒田・松岡菜・井上・山田)
M23 Escape (AKB34th c/w) 穴井・多田・栗原・神志那・兒玉・指原・田島・田中美・朝長・松岡菜・宮脇・本村・森保・矢吹・山本茉・渕上 
M24 夢の鐘 (K6th)
MC4 田中菜、松岡、村重

M25 恋のお縄 (TEAM Z) 穴井・多田・栗原・神志那・兒玉・指原・田島・田中美・朝長・松岡菜・宮脇・本村・森保・矢吹・山本茉・渕上
M26 初恋バタフライ (AKB29th c/w) 穴井・多田・栗原・神志那・兒玉・指原・田島・田中美・朝長・松岡菜・宮脇・本村・森保・矢吹・山本茉・渕上)
M27 ウインクは3回 (AKB34th c/w) 上記控えめ選抜
M28 桜、みんなで食べた (HKT3rd) ※ゴンドラ使用(田島・朝長)
M29 スキ!スキ!スキップ! (HKT1st)
M30 約束よ (K2nd)
本編終了 (15:59) アンコール

EN1 控えめI love you ! (HKT4th) 同曲選抜16人
EN2 ロックだよ、人生は・・・ (ひまわり組2nd) ※サインボール投げ
EN3 恋するフォーチュンクッキー (AKB32nd) 
EN4 メロンジュース (HKT2nd)
全編終了 
締アナ:兒玉遥 公演時間:2時間24分(16:24)

(参考画像)
「HKT48全国ツアー石川」140921画像
「HKT48全国ツアー岩手」140923画像
「HKT48全国ツアー新潟」141004画像
「HKT48全国ツアー山形」141011
「HKT48全国ツアー徳島」141018画像
「HKT48全国ツアー徳島 指原莉乃と矢吹奈子ファンの前に現る」141018
「HKT48全国ツアー茨木」141101画像


以上

「指原莉乃のすべての関連記事」
「AKB48グループメンバー記事一覧」
「AKB48選抜総選挙分析他分析記事一覧」

指原莉乃、「逆転力」、哲学の授業

指原莉乃、「逆転力」、哲学の授業

・「人間は孤独である、というテーマにおいて、指原莉乃がスキャンダルに対面した時のこと。人と人は繋がらなくては生きていけないが、人と繋がらず自己と対面することの大切さ。」

・指原の「人がやらないことをやる」という考え方を肯定的に評価。

・ひとりぼっちで食事をするのがはずかしいという世の風潮に、
少なくとも哲学を志す人は、一人で平気に食事ができないといけない。
指原莉乃ならできるはず。

地方経済の活性化を さっしーから学ぶ

私立大学生読者からの投稿、逆転力は、哲学だけでなく経済学でも取り上げられていた。

[授業内容:
地方経済の活性化を
さっしーから学ぶ]

・中央からの名士になるのはNG。指原はHKTの中で先輩だからといって威張らない。地方改革をするにあたっても、本社の頃のステータスなどにはこだわらないようにする。

・中央を理想とし、同じ仕組みを地方に適用するのはNG。HKTはAKB本社をただ真似していても上手くはいかない。地方経済には地方経済なりの問題や成功?のあり方があり、中央のそれとは別次元である。

・大企業や中央からの補助金を当てにしない。補助ありきの再生ではなく、自律的にやっていけるようなシステムを作りましょう。HKTも然り。

・「同じ土俵では戦わない」。これは経済学的に言うと、ポジショニングや競争優位の精査という。とにかく周りと違い(自分が勝てる)ことをやる。地方経済の罠という言葉が示す通り、他の地域の成功例をただなぞってもうまくいかないケースが多い。二度ネタは通用しない。

・指原本人もHKTグループも、自分(たち)だけのキャラを作ることに成功した。そこにあるのは、センターの子やAKB本社といがみ合うのではなく、利用できるところはうまく乗っていっくというスタンス。土俵が違うからこそ、対立もせず、WinWinの関係をうまい具合に作り出せる。

・「ファン目線で考える」。これはそっくりそのまま、顧客目線で考えると言い換えられる。

・「話題になるフックを仕掛ける」。これは評判形成のテクニックで、まずは目立つポイントをわざと作って全国へ広げる。

・「エースを作る・打順を回す」「推しメンは変えるものではなく増やすもの」とは、戦略的赤字施設のこと。まずは、エースが有名になりグループとしての知名度が上げることが大事。グループに興味をもってくれる人がとりあえずは増えれば、その他のメンバーの人気なんて後からいくらでもついてくる。最後は多様さが武器になる。

・今までのように、あまり考えずに上からの指示や流れについていけばよいという集団主義では通用しない。これからは、質の良いメンバーが、リーダーを中心に、チームワーク良く、顧客の立場を考慮しつつ、各々自分で考えて行動する新集団主義の時代だ。このチームワークがミソで、排除はせずに、みんなで勝つ。

・ルックスよりもチームワークが大事。そのためには上辺だけでなく本当に仲のよい必要がある。キャバ嬢が、美人よりも会話が上手な人が人気になるのと同じこと。

以上のように指原には俯瞰力があるようです。

ビジネスマンにとっては当たり前のことばかりでしょうが、これを若い女の子が誰にも教わらずに考えていたというのはスゴいといった趣旨の話でした。

映画『思春期ごっこ』を観るのは、アイドルポップを聴くのと似た経験。(ときめき研究家)

ナッキーさん絶賛の映画『思春期ごっこ』を観た。
確かに、主演の2人が一番輝くように、丁寧に作られた映画だ。

文学少女の三佳を演じる青山美郷は、丸顔で快活なタイプ。AKBグループだと内田眞由美に雰囲気が似ている。美術少女の鷹音を演じる未来穂香は、病弱な美人タイプで加藤玲奈に似ている。どちらかと言うと青山の方が好みだが、全く違うタイプの2人がそれぞれ輝いていた。

鷹音は、三佳に対して恋愛に似た感情を抱いていて、三佳にキスをしようと持ちかけたり、三佳の水着を着て泳いだりする。そういう心理や行動は中年男には理解できないが、多感な女子中学生にはありがちなものなのだろう。三佳も鷹音のことは好きだが、少し温度差のようなものはある。
そんな中、三佳が、愛読書である『思春期ごっこ』の作者である花岡(川村ゆきえ)に出会ってから、三佳と鷹音の親密な関係が微妙に崩れて行く。ある日曜日、鷹音が美術の予備校の見学に行くのに付き合う約束をしていた三佳だが、花岡の読み聞かせ会を優先させる。中年男としては当然の選択だと思うが、鷹音にはショックな出来事だった。一方、三佳も読み聞かせ会で大きなショックを受ける。
幼いと言えば幼いし、誰もが通過するような脆い感傷だと思うが、若い2人の女優(アイドル?)が好演している。彼女達にしか演じられなかっただろう。

私は花岡にも興味を持った。中学生時代に書いた小説『思春期ごっこ』が売れて注目されたが、その後は書けず、今は図書館で働いている。「過去の栄光」というやつだが、本人はそのつもりがなくても、それを心の拠り所にしている。そんな所にファンだと言う三佳が現れたことで、花岡の人生も大きく揺らいでいくのだ。書けないなら書けないで今の自分を肯定して生きればいいと思うのだが、彼女もまた「思春期ごっこ」を完全には卒業できていないのだろう。

小説『思春期ごっこ』の中の場面がセピア色で挿入され、全体に美しい映像で統一されている。90分という上映時間もコンパクトで良かった。いじめとか、教室内カーストとか、ネガティブな要素が描かれていないのもいい。
自分にはもう手が届かない(はじめから手が届かない?)世界を、フィクションの中で追体験する貴重な経験だった。

話しかけたかったの本歌はユーミン、斉藤由貴がオーディションで歌った5曲

話しかけたかったの本歌はユーミン、斉藤由貴がオーディションで歌った5曲

スキャンダル雑誌の意外な、真面目で読み応えのあるアイドル史
いずれの話題も、初めて知りました。
本歌のユーミンの曲、http://m.youtube.com/watch?v=bHpzXblEbkw
残念なことに知らない曲なので、これが本歌!!!という感動を味わうことができませんでした。

菊池桃子は、歌うことを拒否していたが、今年歌ったというのも新鮮な発見です。ナッキー

芸能記事は、
http://www.asagei.com/14685
http://www.asagei.com/14538 以下引用です。

85年の菊池桃子と南野陽子(3)四十路を越えてなお輝きを失わない2人

「あれじゃ学芸会になっちゃうぞ!」

 映画のプロデューサーは阿部の起用に反対したが、佐藤は監督として譲らなかった。演技経験はないが、素直な性格と恵まれた容姿は「買い」だと思った。

「ただ、撮影に入ったら緊張のあまり、どんどん顔が痩せてゆくんだ。映画にはつながりというものがあるから、とにかく食べて同じ状態をキープしろと言ったよ」

 ナンノは「スケバン刑事」(87年、東映)の劇場版に続き、2作目の主演である。ドラマも含めて場数を踏んでいるため、監督も阿部への指導に時間を割くことになった。

「すると彼女はちょっと嫉妬してイライラすることはあったね。聞いていたほどわがままじゃなかったけど、やっぱり“我の張り合い”は、監督と主演女優には少なからずあるよ」

 わずかな衝突はあったが、撮影の最終日にナンノが目に涙をためていたことは、今も佐藤にとって忘れ得ぬシーンである。

 そんなナンノの出発点は歌手であり、デビュー曲「恥ずかしすぎて」は85年6月23日、18歳の誕生日に発売された。担当ディレクターだった吉田格は、歌手としてのコンセプトをこのように決めた。

「85年は菊池桃子や斉藤由貴など『お嬢さんアイドルブーム』が華やかでした。ナンノも神戸の松蔭高校に通っていた本物のお嬢さんでしたから、そんな日常を歌の世界に投影したかった。ユーミンや竹内まりやのアイドル版で、彼女が自転車で坂道を上って通学したり、学校帰りにはどこに寄るかというような詞を、彼女のレポートをもとに作詞家に依頼しました」

 吉田の耳にも、決して歌がうまいとは思えなかった。ただ、不思議と声に表情があり、それは「やわらかい音色」として人々の耳に残る。ドラマの「スケバン刑事」は奇想天外な世界だが、歌ではリアルな感情を第一としたい。

 そして6作目の「楽園のDoor」(87年1月)から7作連続でチャートの1位を獲得するが、とりわけ吉田は「話しかけたかった」(87年4月)に思い入れが強い。

「あれはユーミンの『Destiny』の“本歌取り”と言えます。安いサンダルをはいていたために好きな人を追えなかったというユーミンの歌詞ですが、同様に、その日に限って髪がハネていたため好きな人に話しかけられない。気がついたらその人には彼女がいて‥‥という悲恋のエピソードです」

 初めて歌ったメジャー調のメロディであったが、ナンノ流の「せつなさ」が完成された楽曲である。

 一時、歌を休止していたことから世間的には女優のイメージが強いが、実は歌手であることを第一としている。昨年には西村知美、森口博子との元アイドルユニットも結成したが、実は菊池桃子に打診していたと吉田は言う。

「残念ながら桃子さんが『もう人前で歌うのは無理だなあ』というお返事でしたので断念しました」

 ただし、今年5月4日、桃子の誕生日には2人だけのラジオ特番を実現させている。四十路を越えてなお輝きを失わない2人の番組名は「キラキラウーマン白書」であった──。


Posted on 2013年7月23日
86年の斉藤由貴と浅香唯(2)由貴には歌詞をきちんと伝えるような歌を作りたい
   
 長岡は由貴のデビューに「作詞・松本隆、作曲・筒美京平」という、これ以上ないゴールデンコンビを用意した。それも、ただ依頼しただけではなく、何度となく三者でミーティングを重ねたのだ。

「由貴さんがオーディションで歌った5曲を録音して、それを2人に聴いてもらったんです」

 松田聖子の「夏の扉」に「SWEET MEMORIES」、原田知世の「時をかける少女」、あみんの「待つわ」、そして中島みゆきの「悪女」だった。聴き終えて感想を求めると、松本と筒美の意見は一致した。

「あみんの『待つわ』が心に響いたというんです。彼女は歌声が澄んでいて、表情も豊かである。ジャンル分けではないが、それなら、歌詞をきちんと伝えるような歌を作ろうということになりました」

 本来は筒美の作曲が先ということが多いが、これに関しては松本の「詞先」とした。すでに「卒業」というタイトルは決まっていて、それなら彼女が通う高校はどんな風景か。桜並木があって、校庭はアスファルトではなく土のはずだ‥‥。こうした議論を重ね、松本隆一流の叙情的な世界が完成する。

「レコーディングでは筒美さんがサビの部分を追加したんです。当初は『卒業式で泣かないと‥‥』だったのを、その前に『ああ』と入れようと」

 せつなさが増幅され、今なお卒業ソングとして揺るぎない人気を誇るスタンダードになった。

 さらに長岡は、シングルでは5作目となる「悲しみよこんにちは」(86年3月)までを立て続けにレコーディングした。それは長岡の“戦略”であり、デビュー曲に自信があればこそ、2曲目以降を固定した路線にされたくないという判断だった。

「だから新曲を出すたび、いつも社内で『イメージが違うね』って言われましたね。どんな曲でも必ず言われるということは、展開としては楽しかった」

 最たる例が13作目の「夢の中へ」(89年4月)であろう。井上陽水の名曲を歌った唯一のカバーシングルであるが、大胆なアレンジや振り付けも功を奏し、最大のヒットを記録した。

 長岡はサビの「ウッフッフ~」の部分を、由貴がどのキーで、どう歌うかを聴きたかった。陽水の事務所に出向き、大胆なアレンジになることの了解を得た上での“冒険”だった。

 最初の出会いから30年近くが経つが、今も由貴の教会でのコンサートをプロデュースするなど、変わらぬ縁は続いている。

「由貴さんのライブは歌で癒されて、毒舌のMCで大笑いさせられるという独特のライブ。あの飄々としたマイペースさは、樹木希林さんと共通したものを感じます」

 初期の代表作「はね駒」では、母親役の樹木希林が芸術選奨文部大臣賞、由貴が文部大臣新人賞という“出会い”があったのだ。


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