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Channel: AKB48 チームBのファンより
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年末の「ももクロ」を見て、思ったこと(ピーナッツ)

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年末の「ももクロ」周辺を見ていて、思ったこと,感じたことを その時系列とともに…。

【12月中旬…「LIFE!」(コント番組)の年末特番に、二宮和也,吉高由里子,ふなっしー,T.M.Revolution,ももいろクローバー Z,クリス・ハートの参加が発表される】
ももクロの5人は、「夏木塾」のコントに出演するらしい。
「夏木塾」とは、″ロング歌舞伎ダイエット″の提唱者…夏木京介(内村)のもとを 悩みを抱えた相談者が、まあ…毎回訪れるんだけど、
″君は、かぶいてない″と いちゃもんをつけられ、ムチャクチャな指導、そして、いつの間にかの洗脳…そういったコントだ。
で、今回参加のももクロは、″紅白用の振り付けをお願いしたい″ということで…。
僕は、このシリーズ…前回の「夏木京介 × 綾瀬はるか」のコラボが、あまりに面白かったので、今回も すっごく楽しみでね。
だから、僕は、別に「ももクロ」なんか どうでもよかった。お目当ては、「夏木京介」だったんだ。

【29日…〈紅白リハ初日〉「ももクロ、リハでも パフオーマンスで圧倒!」との報道】
発表された写真を見ると、ももクロ5人が、″三度目の正直″と書かれた 赤いTシャツを着て、これ、明らかに歌舞伎を意識したポーズ(振り付け)で…。しかも、2枚。別のポーズ。
″嘘でしょ?″…と。
ももクロの場合は、綾瀬はるかの時とは違って、
本チャン場面やからさ。
ただ、がぜん、ももクロの出番、いや、ももクロの出番だけは…見たくなってきた。
あの2枚の写真…。

【30日・夕方…「ももクロ有安、インフルエンザで 紅白出演とりやめ(2度目の)リハでも元気なく…」との報道】
″うわっ!ざんね~ん!″と思った。すごく思った。
なぜ、そう思ったのか?というと、前日の2枚の写真の内の1枚(「六歩」のポーズの方)に写ってる 彼女の笑顔が、あまりに弾けてたから。
″この子、あの時のコントも きっと 楽しかったんやろうなぁ~ (この時は)メッチャ嬉しいんやろうなぁ~″
そう想像させるに十分な笑顔爆発だった。「有安杏果」という名が、僕の中に刻まれた。

【30日・夜9時…「LIFE!年の瀬 紅白コラボSP」放送】
「モノノフ」の皆さんのほとんどは、おそらく、この番組を観てると思う。
だから、″あ~ 皆さん…「有安欠場」、それを知った上で、この放送を観てんだろうなぁ~″…そんなことを思った。
さて、番組プログラムの1番最後に「夏木京介 × ももクロ」のコント…
面白かったなぁ~。前年の綾瀬のはるか氏とのマッチアップとは、また、違った魅力で、「ももクロ」の良さが 存分に出てたと思う。
ちなみに.配役は…
夏木京介:内村光良
その弟子:塚地武雅
ももいろクローバー Z:ももいろクローバー Z
マネージャー:ムロツヨシ
で、これ…やっぱりね、やっぱり感じてしまったよ。感じちゃったんだよ…AKBとの違いだ。
僕は、AKBのコントも何っ回も観てる。そら、芝居,演技力に関しては、どっこいどっこいですよ。でもね…。
それ以外の部分だ。
2つ言います。
1つ目は、「ももクロ」…フォロー演技の素晴らしさ,意識の高さだ。ていうか、元々、この子らには、″自分だけが!″ってな考えが、あまりないんだろうね。だから、あれが出来る。
1人だけ、前で(その場面の主役)、フューチャーされてる時、その時の 他4人の演技だよ…後ろのね。
フォロー演技…あれが、「ももクロ」と「AKB」の 大きな大きな差だ。
でも、僕、結局はアレだと思うな…「選抜総選挙」。「選抜総選挙」の弊害だよ、絶対に。
例えば、AKB…ま、分かりやすいので、大島優子が主のコント(場面)だとしよう。後ろのメンバー、僕から言わしたら、遊んでるよね~。
ぶっちゃけ、その時に生まれ育った「序列」の感情が原因だ。
バラエティーに置き換えた方が、もっと分かりやすいな。後ろの人、頑張り過ぎ or 遊び過ぎ…早い!早い!早い!早い!or 傍観者たち…。
成熟してない集団における「序列」は、″焦り″と″遠慮″という2大ダメダメを生み出すからね。″ちょうどいい間合い″の誕生からは 遠ざかってしまうという…。
まあ、もう「夏木京介 × ももクロ」のようなコント…ああいう雰囲気は、もうAKBメンバーでは、無理…出せないのかもしれない。
ウッチャン,塚地,ムロも含めた全員のフォロー演技で、抜群の間合いの中、″何か1つ″を創り上げてくっていう共同作業だ。
でもなぁ~、一時の「渡り廊下走り隊」なんかは、あったんだよ…そういうの…雰囲気,匂い。でも、最近のまゆゆなんかを見てると、なんか違う。(意識が)悪い方に変わってきてるよね。″1位″が、完全に空回りしてる。彼女の魅力を奪ってる。
いや、2008年,2009年頃のAKBには、まだ あったんだよ…たしかに…そういうの。ま、いっか。
さて、「ももクロ」っていうのはさ、どこまでいっても「チーム」…なんだと思う。また、そうあり続けられるように、周りの大人が、いい操作をしてるよね。もちろん、人数…ということもあるけど、けっして それだけじゃあない。
もちろん、「AKB」も最初は、「チーム」だった。いや、「チーム感」満載の団体だった。それが、「選抜総選挙」を常時開催することにより、仕方なく、それは、「組織」と化していった。でも、周りの大人は、ずっと子供のまま、アマチュアのまま、何の先読み能力もなく…。
ま、今回、ただの1コントのことなんだけど、″「みんなで」やるんだ″…「ももクロ」と「AKB」…その意識は、もう 大きく違ってると思ったよ。
さてさて、2つ目は、これ、″ももクロの声の合い方…素晴らしいな″ と。
これは、僕が、普段、吹奏楽団で指揮なんぞをやってるから、なんか そう思うのかもしんないんだけど、あの声の揃い方というか、合い方だよね…素ん晴らしいな、と。もう、マナカナまで、あと一歩…だよね。僕、あれやったら、ま、OK!やわ。
ま、このコント内のセリフでいうと、
″よろしくお願いします!″
″かぶいてない?″
″なりたいです!″ × 2
″はい!″
″誰だ!貴様ー?!″
…のね、シンクロ具合だよ。
ま、それは、「Mステ」等での ″よろしくお願いします!″ & ″ありがとうございました!″なんかでも同じ感じなんだけどさ、実は。
もう全然違う。いや、どんどん違ってきてるよ。″合ってる″と″合わせてる″の違い…だよね。
そして、これって、けっして 人数…ってことでもない。絶対に、物理的なことだけではなく、(可能性としての)″気″の違いなんだ。
″何かが、揃っている″…それが大事。そして、ももクロは、その1番大事なものを持ってるよ。いや、″そのレベルが揃ってる″と言った方が いいな。
とにかく、そう感じた「ももクロ」参加のコントでした。

【30日・深夜…″力を貸してください″と、メンバーからのメッセージが出る】
全体的な内容が、″私たち 頑張ります!″ではなく、″力を貸してください!″の方が、なんか 先頭に来てるような伝えだった。
″弱味を見せる″ アイドル。いや、″弱味も…見せられる″アイドル。
この辺なのかな~ 徐々に人気を獲得してきた秘密は?とか思ったな。なんか、そんなことを思った。そして、「モノノフ」という存在。
″小さなお友達と大きなお友達の皆さん…わたしたち こんなんですけど…″
そら、「ももクロ」…たしかに、″お子ちゃま感″は、満載なんだけど、なんか 受け入れよっか? 今の時代には、ちょっと珍しい感じの「一途さ」を感じるよ…彼女たちには。
なんかさ、このチームは、延命治療とかをしないような気がするな。いや、そんな気がしたな…この夜。

【31日・夜…紅白本番!】
″あ!本当にやってる…″
ウッチャン直伝の振り付けを本番でやってるのを観て、素直に驚いた。
これ、なにがスゴイか?って、そのフットワークの軽さだよ。最初は、コント番組のネタ的…だったはずなんだ。
いくら、メンバー5人が、その振り付けを気に入っちゃったからといって、
そのコントの中で 最も顔をグチャグチャにされた佐々木彩夏が、夏木京介のスタジオを出る際、マネージャーに1人だけ、オチ的要素として、出口で止められた時、″じゃ、紅白でやるね~!″って、セリフとして もう言っちゃったからといって、
本番でやるかね。
その風通しの良さ…スゴいわ、と。
絶対に、絶対に、AKBじゃありえないことだと思った。
そして、″その光景″を観た瞬間、″家族3人で もう泣いていた″という有安杏果。分かるわ~。
だって、それ用のフォーメーションではなく、自分のとこを あえて空けてある…あのいびつな「V」のかたち。あれは、「ももクロ」の意志だから。
″ここは、お前の場所なんだ″,″お前の代わりは、誰もいない″…。
物言わぬ メッセージの強烈性は、その日のプラカードを凌駕していた。
でも、これもAKBでは 無理なんだよな~。必ず、そのポジションを誰かが埋めて、分からなくするからね。組織,システム…だよな~。
あと、有安の涙の理由は、他にもあるな。それは、メンバーの4人は、もちろんのこと。後ろのバックダンサー約50人も全員、衣装のどっかに緑の部分をつけてた。
そして、会場に目を転ずると、全員が緑のサイリウムを振ってる…。
あれは、泣くって。僕でも目頭熱くなったぐらいやもん。そら、師匠(夏木京介)も 見守るわ。そら、応援されるはずやわ…「ももクロ」。
でも、あの歌舞伎ダンスから その日までのことを冷静に考えると、「ももクロ」の周りについてるスタッフの器のデカさよ。そのサポート力…素晴らしいわ。
そして、あれやね…
「孤高という道の途中」
「心だけは 分身になりたい」
「言わない言葉は 読み取ってあげる」
「いつだって 前人未到」…。
″いや~、『My Dear Fellow』って、エエ曲やなぁ~。ももクロって、こんな曲…持ってたんか?″ と、そんな大晦日。

【そして、2015年…】
1月の2日に、プルルルルル-ッ…。電話が鳴った。僕が所属している吹奏楽団の団長からだ。
″あの 「春のコンサート」…ポップスステージさ、「ももクロ」やれへん?″
ということで、みんなの曲決め会議を経て(根回し済み)、2日で出来たよ『My Dear Fellow』(吹奏楽フルヴァージョン)のスコア(総譜)がさ。
でも、良かったぁ~。だって、31日,1日に、ピアノでポロンポロン遊んでて、ラフだけど、ピアノ譜…もう出来てたからさ~。
で、正月も しばらく経ってから、今度は、友人(高校吹奏楽部の顧問)からの電話…。
顧問:あの 今年のウチのマーチングステージのテーマ「VICTORY」やねんさ
僕:うん…(まさか?)
顧問:で、また、今度は オープニング…1曲目の編曲をお願いしたいんやわさ
僕:生徒の頼みやったらエエよ
顧問:サンキュ サンキュ 、で、曲やねんけどさ、「ももい…
僕:(嘘だ!)
てな訳で、今度は、『My Dear Fellow』(マーチングヴァージョン)を作ることになっちゃって…。
しっかし、僕近辺…ここんとこの「ももクロ」ラッシュよ。
キテんじゃない?

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