Quantcast
Channel: AKB48 チームBのファンより
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2446

2月23日代々木第一体育館『サシコ・ド・ソレイユHKT48コンサート』を観た。(ときめき研究家)

$
0
0
毎年春にHKT48のライブを観ていることになる。
2013年4月には日本武道館2014年4月には埼玉スーパーアリーナ2015年4月には明治座、そして今回代々木第一体育館だ。HKT48というグループが、進化を続けていることを実感できた。
会場の規模は、明治座<日本武道館<代々木第一体育館<埼玉スーパーアリーナとまちまちだが、毎回それぞれの会場に合わせた演出を工夫している。代々木第一体育館の東西に広いアリーナと南北のスタンド、どの観客にも楽しんでもらえるように、中央ステージと東西南北の小ステージ、トロッコ4台を縦横無尽に使って、メンバーが走り回り、ある時は飛び、歌い踊った。中央ステージ上空の4面スクリーンも効果的で、肉眼、双眼鏡、スクリーンと三様の見方を組み合わせて楽しく鑑賞できた。

今回は、タイトルどおりサーカスをモチーフにした舞台装置と演出が取り入れられている。とは言え、難しいアクロバットをやる訳ではなく、ワイヤーによるフライングが随所にある程度。「サーカス風」といったところだろう。それはそれでいい。
冒頭、静寂の中、一輪車に乗った矢吹奈子がゆっくり中央ステージを周回するのは、シルク・ド・ソレイユの『キダム』を想起させるような演出だ。そこから、スクリーン内に隠れていた指原、宮脇が宙を舞い、『ワンナイト・カーニバル』で派手に幕開けだ。
続く『アイドルの王者』は、間奏を長くして、そこで大人数のマスゲーム風演技が披露された。大きなフラッグや小太鼓隊の演技は迫力があり、コンサート(サーカス)の幕開けという高揚感を煽る大スペクタクルだった。しっかり練習したことがうかがえた。
『ロックだよ人生は』『スキ、スキ、スキップ』『ハロウィンナイト』とノリノリの曲で一気に会場をヒートアップさせた。

MCを挟んでユニット曲コーナーへ。そこでは意外な選曲とメンバーで楽しませた。何より全メンバーに出番を与えていると思われるのがいい。それができる適正人数だということだろう。また、スクリーンにメンバー名が出るのは名前と顔を認知させるための良い方策だ。
ユニット曲で特に良かったのは宮脇と兒玉による『生意気リップス』。なこみくのオリジナルとはまた違った大人の味わいがあった。以前には指原・多田で披露されたこともあったと思うし、グループの財産として大切にされている曲なのだと思った。AKB48で言えば、『てもでもの涙』とか『渚のCHERRY』に匹敵するだろう。
それから、指原、宮脇、児玉、田島、朝長というトップ5による『ひらひら』。不覚にも今回初聴きだったが、Not Yetのカップリング曲のようだ。『桜の花びらたち』のアンサーソングのような王道卒業ソングだ。この5人は、埼玉スーパーアリーナでは『明日は明日の君が生まれる』を歌ったし、毎回意外な曲を披露してくれる。

冨吉の司会による「ネタ見せオーディション」、寸劇「しぇからしか学園」、恒例の指原・田中菜津美のMCを経て、後半へ。後半はヒットパレードだ。
AKBグループメドレーで『初恋バタフライ』『ガールズルール』『LOVE修行』『47の素敵な街へ』『アイシテラブル』『チャイムはLOVE SONG』『青春のラップタイム』『ドリアン少年』を一気に。
その後はHKT48オリジナル曲でフィナーレまで。『大人列車』はドキュメンタリー映画でもいいところで使われていて、このグループの主要楽曲になりつつある。『12秒』『ウインクは3回』『メロンジュース』『今、君を思う』。ここでの衣装が素晴らしかった。メンバーが思い思いの色のポロシャツとチェックのスカートで、トラッドなスタイル。ステージ衣装と言うより普段着っぽくて私は好きだ。ポロシャツの色で推しメンを見つけやすいようにという配慮もあるのだろう。朝長の淡いピンク、田島のえんじ色もよく似合っていた。

ところで由々しきことだが、朝長美桜が痩せていた。ちょっと前までは、てんとうむChuの7人で並ぶと1人だけ足の太さが際立っていたが、今回は芽瑠と並んでも大して変わらなかった。顔も少しほっそりした感じで、以前はぬいぐるみみたいだったのが、ちょっと堀ちえみみたいになっていた。無理なダイエットなどしていないか心配だ。ダンスの方は相変わらずの美桜クオリティで、1つ1つの所作がガツガツしていなくて優雅だ。ダンスと言うよりお遊戯。これは褒め言葉である。西野未姫と違った意味で、遠くから見ても見分けられる個性が感じられる。

アンコールの最初は新曲の『Make Noise』。.
この曲で熊沢が選抜復帰、宇井が初選抜。ドキュメンタリー映画の坂口、上野もそうだが、「チャンスの順番」がまだ回ってくる余地があるのがHKT48の活力となっているのだろう。
新劇場の発表、出張公演の告知などもあり、大いに盛り上がった。『控え目I Love You』『しぇからしか』『桜みんなで食べた』でアンコール終了。盛り上がれるオリジナル曲も増え、ライブの回数も重ねることでクオリティが年々上がっている。満足して帰路に着いた。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 2446

Trending Articles