HKT48 2ndシングル選抜メンバー発表と指原莉乃(総選挙分析ライター)
昨日(7月20日)の福岡ヤフオクドーム公演で9月4日にリリースされるHKT48 2ndシングル曲「メロンジュース」が披露され、その際にHKT48の総支配人でもある指原莉乃から同曲の選抜メンバー16人と同曲のセンターが発表されたことをネットで知った。
穴井千尋(H)、多田愛佳(H)、兒玉遥(H)、指原莉乃(H)、松岡菜摘(H)、宮脇咲良(H)、村重杏奈(H)、本村碧唯(H)、森保まどか(H)、秋吉優花(研)、岡田栞奈(研)、岡本尚子(研)、田島芽瑠(研)、谷真理佳(研)、朝長美桜(研)、渕上舞(研)
選抜メンバーの顔ぶれを見てみると新たに研究生から4人(秋吉、岡田、岡本、谷)が選抜メンバーに入り、逆にチームHの4人(植木、下野、中西、若田部)が外れた。
1st曲の「スキ!スキ!スキップ!」はチームHが13人内移籍2人(指原、多田)、研究生3人だったのに対して2nd曲ではチームHが9人(内移籍2人)、研究生7人の構成だ。
そして、2nd曲のセンターは選抜総選挙26位の宮脇、37位の兒玉のチームHメンバーではなく、選抜55位田島と59位朝長の研究生2トップとのこと。
チームHのメンバーにとっては、メンバー枠は4名減少、センターは1st曲に引き続いて研究生に取られるという非常に厳しい現実に直面することになった。一方、センターをまかされた研究生2人は周りの期待が高まる分、重圧があって大変だろう。
一般の企業でもまだまだ昇格人事においては年功的色彩(情実人事)が残っている風潮があることを考えるとHKT48の選抜人事は厳しい。年次が上でもファン投票が勝(まさ)っていても、オーナー(総合プロデューサー)の秋元康氏の御眼鏡に叶わなければセンターや選抜メンバーにはなれない。まして選抜総選挙トップの指原でさえもHKT48では田島、朝長、宮脇、兒玉以下の立位置なのだから。
今、HKT48はAKB48グループの中でTVのPRの面では最も恵まれていると思う。昨年の指原の移籍により、「HAKATA百貨店(放送終了)」、「HAKATA百貨店2(放送終了)」、「HKT48のおでかけ!」、「HKT48トンコツ魔法少女学院」などのレギュラー番組に加えて「AKBINGO!」や「有吉AKB共和国」にもスポット出演しており、番組に出演しているメンバーの知名度は全国レベルで上がるようになった。選抜組を除いたAKB48のメンバーよりもTV出演の機会が多いのではないか。
そういう恵まれた環境の裏返しとして運営側のメンバーの選定はドライになり投資に見合う効果が見えるメンバーが欲しくなる、その結果としてメンバー間の競争は厳しさを増していくのではないか。昨日の公演後、チームHのメンバーのGoogle+にはファンの熱い声援があるにもかかわらずセンターが取れなかった宮脇、兒玉、また、選抜メンバーから外された 植木、下野、中西、若田部の自分ではどうすることもできない悔しさが心の叫びのようにコメントされ読んでいてつらかった。
HKT48の支配人という立場の指原もその立場を一旦離れて今回のメンバー選定に対する自らの気持ちを述べつつメンバーとファンを気遣うコメントを出す一方で、さらにメンバーに対してだろうと思うが「恵まれている」ことに気づくことと応援してくれるファンへの「感謝」の気持ちを忘れないことを自戒も含めて掲載していた。そして誰かは見てくれているしわかってくれている(のであきらめるなと励ましている)。(総支配人は大変だ)
指原莉乃 7/20 21:20
「そして、メロンジュースの選抜が発表されました。今までHKTの選抜曲は、全て固定のメンバーで歌ってきました。ですが、今回のシングルはスキスキスキップ!選抜とはがらっとメンバーが変わりました。みなさんが推してるメンバーが入ったり、入らなかったり。メンバーと一緒に悔しくなり、嬉しくなり。いろんな感情があると思います。正直、今回の選抜メンバーをみたときに、私自身、疑問がありました。指原は、チームHに愛着が湧きすぎているのかもしれません。支配人としてどうかと思いますが、一年間一緒に頑張ってきて、私を受け入れてくれたメンバーです。そのメンバーの涙を見るのは、辛かったです。他のメンバーもそうだと思います。でも誰か変わってあげられる?と聞いて誰も変わることはできないと思います。私も、今このポジションを大事にしなければいけない。HKTは学校ではないと改めて感じた瞬間でした。
今回新しく入ったメンバーに疑問を感じていたわけではありません。むしろ、最近収録や公演のオンデマンドなどをみせてもらうと、納得いくメンバーでした。そう考えると今のHKTはどのメンバーが入っても納得いくなあと。それが、今のHKTの誇れる部分なんだと思います。
誰が選抜に入っても納得。そんなチームを目指します。だからこその、今回の選抜。たくさんのメンバーをたくさんの人に知ってもらうことが大事。三期も入ってきます、サードがどうなるのか、なおさら楽しみになりましたね。笑
一緒に喜んで、一緒に悔しくなりましょう。今こそ、それぞれのメンバーのファンみんなが団結するとき!これからも応援よろしくお願いします。メロンジュース、お楽しみに!」
指原莉乃 7/20 22:34
「恵まれていることに気づくのは難しいこと。私も、忘れてしまうことがあります。常に、ここにいることに感謝。応援してくださる方がいることに感謝。ですね。でも悔しい気持ちを出しちゃいけないわけじゃないし、みんなに自分の気持ちを理解してもらうっていうのはなかなか難しい。。わかってくれる人は、わかってくれているはず。」
センターを取られた2人、選抜組から外された4人、センターに選ばれた若い2人、新たに選抜組に入った研究生4人、さらにそれ以外のチームHメンバーと研究生。指原が「学校ではない」と言った競争アイドル集団のHKT48は、指原が選抜選挙でトップを取ったこともあって、今、最も注目が集まる熱いスポットになるな、と。今後のメンバーの心情がTVやGoogle+を通してどうなるのか気になるところだ。
一方で、「学校ではない」集団となったときのメンバーの人間関係は、若いメンバーが多いだけに大変になるかもしれない。指原は、まだ20歳と若いにもかかわらず、本来なら選抜トップの自分の立場を主張してもいいはずなのに、そんな自分のことよりもメンバーとファンの両方に気を配ってHKT48をこれからうまく運営していかねばならない。責任は重い。だが、支配人として苦労は多いけれどもいい経験をしそうだ。どうも指原は、マネジメントの英才教育を受けているようにも見える。HKT48が話題になればなるほどそれと比例して指原が人間として大きく成長していくのではないか。
以上
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穴井千尋(H)、多田愛佳(H)、兒玉遥(H)、指原莉乃(H)、松岡菜摘(H)、宮脇咲良(H)、村重杏奈(H)、本村碧唯(H)、森保まどか(H)、秋吉優花(研)、岡田栞奈(研)、岡本尚子(研)、田島芽瑠(研)、谷真理佳(研)、朝長美桜(研)、渕上舞(研)
選抜メンバーの顔ぶれを見てみると新たに研究生から4人(秋吉、岡田、岡本、谷)が選抜メンバーに入り、逆にチームHの4人(植木、下野、中西、若田部)が外れた。
1st曲の「スキ!スキ!スキップ!」はチームHが13人内移籍2人(指原、多田)、研究生3人だったのに対して2nd曲ではチームHが9人(内移籍2人)、研究生7人の構成だ。
そして、2nd曲のセンターは選抜総選挙26位の宮脇、37位の兒玉のチームHメンバーではなく、選抜55位田島と59位朝長の研究生2トップとのこと。
チームHのメンバーにとっては、メンバー枠は4名減少、センターは1st曲に引き続いて研究生に取られるという非常に厳しい現実に直面することになった。一方、センターをまかされた研究生2人は周りの期待が高まる分、重圧があって大変だろう。
一般の企業でもまだまだ昇格人事においては年功的色彩(情実人事)が残っている風潮があることを考えるとHKT48の選抜人事は厳しい。年次が上でもファン投票が勝(まさ)っていても、オーナー(総合プロデューサー)の秋元康氏の御眼鏡に叶わなければセンターや選抜メンバーにはなれない。まして選抜総選挙トップの指原でさえもHKT48では田島、朝長、宮脇、兒玉以下の立位置なのだから。
今、HKT48はAKB48グループの中でTVのPRの面では最も恵まれていると思う。昨年の指原の移籍により、「HAKATA百貨店(放送終了)」、「HAKATA百貨店2(放送終了)」、「HKT48のおでかけ!」、「HKT48トンコツ魔法少女学院」などのレギュラー番組に加えて「AKBINGO!」や「有吉AKB共和国」にもスポット出演しており、番組に出演しているメンバーの知名度は全国レベルで上がるようになった。選抜組を除いたAKB48のメンバーよりもTV出演の機会が多いのではないか。
そういう恵まれた環境の裏返しとして運営側のメンバーの選定はドライになり投資に見合う効果が見えるメンバーが欲しくなる、その結果としてメンバー間の競争は厳しさを増していくのではないか。昨日の公演後、チームHのメンバーのGoogle+にはファンの熱い声援があるにもかかわらずセンターが取れなかった宮脇、兒玉、また、選抜メンバーから外された 植木、下野、中西、若田部の自分ではどうすることもできない悔しさが心の叫びのようにコメントされ読んでいてつらかった。
HKT48の支配人という立場の指原もその立場を一旦離れて今回のメンバー選定に対する自らの気持ちを述べつつメンバーとファンを気遣うコメントを出す一方で、さらにメンバーに対してだろうと思うが「恵まれている」ことに気づくことと応援してくれるファンへの「感謝」の気持ちを忘れないことを自戒も含めて掲載していた。そして誰かは見てくれているしわかってくれている(のであきらめるなと励ましている)。(総支配人は大変だ)
指原莉乃 7/20 21:20
「そして、メロンジュースの選抜が発表されました。今までHKTの選抜曲は、全て固定のメンバーで歌ってきました。ですが、今回のシングルはスキスキスキップ!選抜とはがらっとメンバーが変わりました。みなさんが推してるメンバーが入ったり、入らなかったり。メンバーと一緒に悔しくなり、嬉しくなり。いろんな感情があると思います。正直、今回の選抜メンバーをみたときに、私自身、疑問がありました。指原は、チームHに愛着が湧きすぎているのかもしれません。支配人としてどうかと思いますが、一年間一緒に頑張ってきて、私を受け入れてくれたメンバーです。そのメンバーの涙を見るのは、辛かったです。他のメンバーもそうだと思います。でも誰か変わってあげられる?と聞いて誰も変わることはできないと思います。私も、今このポジションを大事にしなければいけない。HKTは学校ではないと改めて感じた瞬間でした。
今回新しく入ったメンバーに疑問を感じていたわけではありません。むしろ、最近収録や公演のオンデマンドなどをみせてもらうと、納得いくメンバーでした。そう考えると今のHKTはどのメンバーが入っても納得いくなあと。それが、今のHKTの誇れる部分なんだと思います。
誰が選抜に入っても納得。そんなチームを目指します。だからこその、今回の選抜。たくさんのメンバーをたくさんの人に知ってもらうことが大事。三期も入ってきます、サードがどうなるのか、なおさら楽しみになりましたね。笑
一緒に喜んで、一緒に悔しくなりましょう。今こそ、それぞれのメンバーのファンみんなが団結するとき!これからも応援よろしくお願いします。メロンジュース、お楽しみに!」
指原莉乃 7/20 22:34
「恵まれていることに気づくのは難しいこと。私も、忘れてしまうことがあります。常に、ここにいることに感謝。応援してくださる方がいることに感謝。ですね。でも悔しい気持ちを出しちゃいけないわけじゃないし、みんなに自分の気持ちを理解してもらうっていうのはなかなか難しい。。わかってくれる人は、わかってくれているはず。」
センターを取られた2人、選抜組から外された4人、センターに選ばれた若い2人、新たに選抜組に入った研究生4人、さらにそれ以外のチームHメンバーと研究生。指原が「学校ではない」と言った競争アイドル集団のHKT48は、指原が選抜選挙でトップを取ったこともあって、今、最も注目が集まる熱いスポットになるな、と。今後のメンバーの心情がTVやGoogle+を通してどうなるのか気になるところだ。
一方で、「学校ではない」集団となったときのメンバーの人間関係は、若いメンバーが多いだけに大変になるかもしれない。指原は、まだ20歳と若いにもかかわらず、本来なら選抜トップの自分の立場を主張してもいいはずなのに、そんな自分のことよりもメンバーとファンの両方に気を配ってHKT48をこれからうまく運営していかねばならない。責任は重い。だが、支配人として苦労は多いけれどもいい経験をしそうだ。どうも指原は、マネジメントの英才教育を受けているようにも見える。HKT48が話題になればなるほどそれと比例して指原が人間として大きく成長していくのではないか。
以上
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