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Channel: AKB48 チームBのファンより
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8月31日(土) NMB48.研究生「青春ガールズ」公演観戦記2(ピーナッツ)

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【ダンスについて】
『青春ガールズ』
『ビーチサンダル』
『君が星になるまで』
『Blue rose』
『禁じられた2人』
『雨の動物園』
『ふしだらな夏』
『Don't disturb!』
『Virgin love』
『日付変更線』
『僕の打ち上げ花火』
『約束よ』
『転がる石になれ』
ーーーーーーーーーー
『NMB48 シングル曲メドレー』
(「僕らのユリイカ」「ナギイチ」「青春のラップタイム」)
『シンデレラは騙されない』…。
両手を真横にピンピンピーン!, ハワイアン風の横揺れ ゆらゆらゆ〜ら, 右横にワンツー キュキュッ!左横にワンツー キュキュッ!
このチーム、横の動きに対しては、結構、反応してる…というか、動けてる…というか、振り付けも、動き幅も含めて、意識とか…わりと出来ていると感じた。だけど、(意識も含め) 縦の動きが、全然ダメだわ。おそらく、目線に届きにくいトコロなんだと思う。
例えば、"腕を真っ直ぐ伸ばせてる事(一直線)"と "重力に対して 真逆の方向に伸ばせてる事(垂直)"は、全然違う!全くの別!ってことだ。
真上に上げた(つもりの)右腕。このチーム、5度, 10度 ズレてる子…多いわ〜。正直、リハの時に ラジオ体操第1の深呼吸部分だけでもやっといたらいいのに? 修正しといたらいいのに? とか思った。"自分が、どれくらいズレてるのか?"…1発だからね。一目瞭然の1発でわかるからね。
とりあえず、ズレたままの腕ラインは、必ず、ズレたままの状態で降りてくるしかないんだ。当然、縦の美しいラインなんて、描けるはずもなく…。そら、お客さんの感動タンクに蓄積…されていかないわな。"今、右腕上げたなぁ〜"ぐらいの ちょいズレ ( × 16本の)事実があるだけだ。
ポイントは、肩からヒジまで(の状態)が、どうなの?って こと。
例えば、柏木由紀なんか、外腕具合が ホントひどくて、腕とか、全然 真っ直ぐ(一直線)じゃないんだけど、彼女の肩からヒジまでのラインは、結構、(地面に対して) 垂直を保ってたりする。で、これ…不思議!そこが ちゃんと出来てたら、その腕を そのまま 真下に!ってな 振りになった時、縦のラインを(お客さんに)"見せる"ことが出来るんだよね。
ちょっとしたこと。本当に、ちょっとした…差。でも、この意識の差は、大きいと思う。
まあ、そうやなぁ〜。剛力彩芽のデビュー曲の「真四角ダンス」、(ぶっちゃけ、僕…あれは、しつこい & やりすぎ!だとは 思うんだけど) NMB48.研究生の場合は、あそこまで…てか、ああいう意識の仕方をした方が いいんじゃないのかなぁ〜?とか思ったりもして…。
「90度 + 90度」の関係…そこを ちゃんと魅せる(意識を持つ)ことで、その他の部分の印象も違って(より良く)見えてくること…あるもんね。たぶん、そういう典型モデルだよ、このチーム。
リハの時、我が目線で、"踊れてる?踊れてない?"ってトコで、終わっちゃってるんじゃないのかなぁ〜? 止まっちゃってるんじゃないのかなぁ〜? 今、現状…。
おそらく、この「青春ガールズ」公演ってのは、他のセットリストと比べて、簡単な方だと思うんだ。だから…だからこそ、
縱, 横, 体幹, 重心…(そこは) 今、しっかりやっといた方が いいんじゃないのかなぁ〜?ってさ。
あと、もう一段!二段! あえて、厳しい見方をさせてもらうと…。
このチームのダンス…"残像が残らないダンス"なんだよね〜。
体を大きく使ってて〜小さく、繊細な動きからの〜優雅な動き、体を速く使ってて〜突然遅く、ゆったりからの〜激しく、動きまくって動きまくって〜チョイ静止画、静止画からの〜動き出しドン!…等々。
別に、ボクサーじゃないんだから、(変わり目ポイント)その瞬間の映像は、残ってていい。いや、むしろ、残ってた方がいい。お客さんの感動タンクに後追い…どんどん積み重ねていってた方が、絶対にいいはずなんだ。
"残像の残るダンス" と "スーッって 流れちゃうダンス"…。
ぶっちゃけ、このチームは、後者だ。ポイントポイントが 流れちゃってる。いや、流しちゃってる。…取り逃がしちゃってる。もったいない。
ボクサーみたく、速い…んだけど、その見えないパンチ(残像の残らない手の振り)に お客さんて感動しないよ…たぶん。振り付けは、相手を倒すための右ストレートや左フックじゃないと思うんだよな〜。
リハの時、4倍スローで 踊ってみる!とかやったらいいのに?とか思った。ただ、これ、このチームの今の現状なら、1発目…2倍スローでも踊れないと思う。自分の体が、(意外に)速く動き過ぎるのを止められないと思う。理由は、その曲のポイントポイントを意識の中…すっ飛ばしているから。流れちゃってるから。
だけど、この日の公演中、このチームには、"縱の動き" も "残像を残す" も 突然 出来るようになる瞬間が来る。
『NMBシングル曲メドレー』が始まった瞬間だ。
ぶっちゃけ、『NMBシングル曲メドレー』以前と 『NMBシングル曲メドレー』以後で、このチームは、全く別のチームになった。
何が違ったのか? その事実が意味するものは…何なのか? って、
ちゃんと、理由があります。それは、
自分たちの目の前に、その背中が無い時と、その背中がある時の差だ。
たぶん、誰かさんの後ろ姿を見ながら踊った経験の無い曲と、誰かさんの後ろ姿をガッツリ見ながら & 躍りつつ 影響されていた曲, 影響を受けている自分自身…その差だと思う。
影響の無い姿と、バリバリ!影響されている姿。
『メドレー』以前の研究生と、『メドレー』以後の研究生…。
ぶっちゃけ、僕は、こう思ったな、
"その『メドレー』の時の完成度を1曲目(『青春ガールズ』) の時から出せよ!" と。
彼女が、あの時…郷ひろみさんと共演した時、その後ろ姿…そら、"レベルが違う…キレキレやな…スゴいなぁ〜"って、思ったと思う。
でも、そっからやて…そっからやったんやて、そんなもん。もちろん、その時は、必死で!…って、誰でもなると思うんだ。問題は、その後やて…。
1日だけ、心の中が、ワッ!と沸いて、次の日…郷ひろみさんに会う以前の自分に 戻ってしまったのか?
はたまた、郷ひろみさんと共演した…あの日の自分を今後の「最低基準」として、以降、その他のことにも…?っていう話。僕は、その上下(うえした)なんだと思うよ、「成長」のスピードって…。だから、彼女は、今日も、少しずつ…勝ち続けられているんだと思うよ。
NMB48.研究生の1番の課題は、『青春ガールズ』から『転がる石になれ』…この13曲の出来と、『NMB48シングル曲メドレー』1曲目の『僕たちのユリイカ』…その出来が、あまりに違うこと…その大差に全く気付いていないことだと思っている。
"1曲目から、それ 出せよ!"
"1公演中に、2つのレベルの自分たちが存在していること…早く気付けよ!"
気付くのが 早いのか? 終わるのが 早いのか? それとも、そこそこ…で 満足することに慣れるのが…早いのか?
たぶん、芸事って…「今の自分のレベル」を自覚し、どう意識するか?が 全て…なような気がする。
早く!出来ていないことに気付きな。
早く!出来ていることに気付きなよ。
そして、変身していることに驚きな。
「俯瞰の目」を持ちなさいよ。
研究生公演…また、何ヵ月後かに行こう。
(おしまい)

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