東京ドームのステージがあまりに遠すぎたので、劇場公演を無性に観たくなった。
久しぶりに当選して、劇場観戦はいつ以来かと自分のブログ記事で調べたら、前回は2011年4月22日『目撃者』公演だった。実に2年半ぶりとは自分でも驚いた。入場順は3順目で中央2列目の席をゲット。何だかツイている。
出演するチーム4と研究生のメンバーは、峯岸以外は初めて観る子ばかり。顔と名前を一致させるところからまた楽しめるなんて、贅沢な楽しみだ。
今日の目標は、あまり欲張らず、まずは「三銃士」の特定と、そのパフォーマンスを堪能すること。予習は最小限に、KCさんの記事で「小嶋が『天使のしっぽ』、西野が『パジャマドライブ』、岡田奈々が『てもでもの涙』」と、それだけを頭に入れて臨んだ。
幕が開いて、『初日』『必殺テレポート』『ご機嫌ななめなマーメイド』『二人乗りの自転車』。この4曲は相変わらず本当に素晴らしく、公演が始まる高揚感を煽られる。ここでいきなり西野の圧倒的なパフォーマンスに釘づけになった。華奢なのに、いちいち動きがダイナミックだ。顔も小さいのに口が大きく、歌っていない時も、大きな口を開けて、笑ったり驚いたり叫ぶようなふりをしたり、常に「見て見て」オーラを全身から発信している。SKE48の須田と似た芸風だ。
『ご機嫌ななめなマーメイド』の左右に踏むステップでは、まるで空中に浮いているようだ。
圧倒されっぱなしで迎えた自己紹介コーナー。
ここで全員の名前をメモしながら、顔と一致させようと試みるが、全員はおぼえられない。それに、西野が最初で、小嶋が後ろの方にいるというのは、なんだか予習と違う気がする。
ユニット曲がはじまって、予習とは全く違っていることを悟った。頻繁にユニット曲を変えているのか、今日がたまたま違うのか、よくわからないが、嬉しいサプライズだ。
西野が『天使のしっぽ』、しかもセンターではない。それでも例によって豊かな表情、大きな動きで、他の2人とはしっぽの揺れ方が全然違った。
小嶋真子が『てもでもの涙』に登場。相方はおそらく研究生の大和田南那だろう。柏木・佐伯のオリジナルパフォーマンスは既に伝説となったが、現実の『てもでもの涙』も悪くない。
小嶋はチーム4のエースとされているようだが、私にはそんなに可愛くは思えなかった。どこかおばさんぽい表情が、島田晴香を思わせる瞬間がある。しかし、えくぼがチャーミングで、「ほっとけない」タイプだ。
『鏡の中のジャンヌダルク』は峯岸がセンター。しかし岡田奈々もサブ的な位置づけで、ソロパートも多かった。岡田はクールビューティーといったイメージを抱いていたが、実際は少し違った。西野ほどではないが激しく動き、トークでも結構口数が多かった。プロとしてのソツのなさを感じた。終演後のハイタッチでは、彼女だけが一瞬手をギュッと握って来てドキドキした。そこまでしなくてもいいのに。
顔は確かに整っていて、凛々しかった。角度によってはNMB48の山本彩に似ていると思える瞬間もあった。
もう1人、なるべく観ないようにしていたが、頻繁に目に飛び込んでくるメンバーがいた。峯岸だ。20歳そこそこで年寄り扱いされているのも気の毒だったが、実際、体つきが全然違った。成長途上の少女達のひょろひょろした感じと比べ、がっしりしているのだ。トークでは巧みにリードしたり、溶け込もうとしているのは見て取れた。
後半は、ほとんど西野を見ていた。『Two years later』『命の使い道』といった曲では、動きも控え目にして、曲の雰囲気に合わせてメリハリをつけている。アンコールでは、再びリミッターを外し、壊れたおもちゃのような激しい動きを見せた。
顔が渡辺麻友に似ているとよく言われ、確かに似ているが、表情はもう少し庶民的。身体の華奢なところといい、若い頃の松田聖子を彷彿とさせると思った。
『白いシャツ』は公演の最後を飾るのにふさわしい曲だ。明るくて力強く、明日への勇気をくれる。間奏で、ユニット曲ごとにメンバーが前に進み出て来て挨拶する所は、楽しかった今日の公演を振り返って、少し寂しくなりつつも、満ち足りた気持ちになる。
最後の最後に『青空カフェ』を歌ったのも嬉しかった。『恋するフォーチュンクッキー』ではなく、彼女たちにとって大切な『青空カフェ』を披露するのは、ファンの気持ちをよく分かっている。
メンバーが豆粒のようにしか見えない東京ドームが8500円で、5メートルの距離で見つめられる今日の劇場公演が2000円。単純に比較する訳にはいかないが、今日の2000円の満足度が非常に高かったのは間違いない。
久しぶりに当選して、劇場観戦はいつ以来かと自分のブログ記事で調べたら、前回は2011年4月22日『目撃者』公演だった。実に2年半ぶりとは自分でも驚いた。入場順は3順目で中央2列目の席をゲット。何だかツイている。
出演するチーム4と研究生のメンバーは、峯岸以外は初めて観る子ばかり。顔と名前を一致させるところからまた楽しめるなんて、贅沢な楽しみだ。
今日の目標は、あまり欲張らず、まずは「三銃士」の特定と、そのパフォーマンスを堪能すること。予習は最小限に、KCさんの記事で「小嶋が『天使のしっぽ』、西野が『パジャマドライブ』、岡田奈々が『てもでもの涙』」と、それだけを頭に入れて臨んだ。
幕が開いて、『初日』『必殺テレポート』『ご機嫌ななめなマーメイド』『二人乗りの自転車』。この4曲は相変わらず本当に素晴らしく、公演が始まる高揚感を煽られる。ここでいきなり西野の圧倒的なパフォーマンスに釘づけになった。華奢なのに、いちいち動きがダイナミックだ。顔も小さいのに口が大きく、歌っていない時も、大きな口を開けて、笑ったり驚いたり叫ぶようなふりをしたり、常に「見て見て」オーラを全身から発信している。SKE48の須田と似た芸風だ。
『ご機嫌ななめなマーメイド』の左右に踏むステップでは、まるで空中に浮いているようだ。
圧倒されっぱなしで迎えた自己紹介コーナー。
ここで全員の名前をメモしながら、顔と一致させようと試みるが、全員はおぼえられない。それに、西野が最初で、小嶋が後ろの方にいるというのは、なんだか予習と違う気がする。
ユニット曲がはじまって、予習とは全く違っていることを悟った。頻繁にユニット曲を変えているのか、今日がたまたま違うのか、よくわからないが、嬉しいサプライズだ。
西野が『天使のしっぽ』、しかもセンターではない。それでも例によって豊かな表情、大きな動きで、他の2人とはしっぽの揺れ方が全然違った。
小嶋真子が『てもでもの涙』に登場。相方はおそらく研究生の大和田南那だろう。柏木・佐伯のオリジナルパフォーマンスは既に伝説となったが、現実の『てもでもの涙』も悪くない。
小嶋はチーム4のエースとされているようだが、私にはそんなに可愛くは思えなかった。どこかおばさんぽい表情が、島田晴香を思わせる瞬間がある。しかし、えくぼがチャーミングで、「ほっとけない」タイプだ。
『鏡の中のジャンヌダルク』は峯岸がセンター。しかし岡田奈々もサブ的な位置づけで、ソロパートも多かった。岡田はクールビューティーといったイメージを抱いていたが、実際は少し違った。西野ほどではないが激しく動き、トークでも結構口数が多かった。プロとしてのソツのなさを感じた。終演後のハイタッチでは、彼女だけが一瞬手をギュッと握って来てドキドキした。そこまでしなくてもいいのに。
顔は確かに整っていて、凛々しかった。角度によってはNMB48の山本彩に似ていると思える瞬間もあった。
もう1人、なるべく観ないようにしていたが、頻繁に目に飛び込んでくるメンバーがいた。峯岸だ。20歳そこそこで年寄り扱いされているのも気の毒だったが、実際、体つきが全然違った。成長途上の少女達のひょろひょろした感じと比べ、がっしりしているのだ。トークでは巧みにリードしたり、溶け込もうとしているのは見て取れた。
後半は、ほとんど西野を見ていた。『Two years later』『命の使い道』といった曲では、動きも控え目にして、曲の雰囲気に合わせてメリハリをつけている。アンコールでは、再びリミッターを外し、壊れたおもちゃのような激しい動きを見せた。
顔が渡辺麻友に似ているとよく言われ、確かに似ているが、表情はもう少し庶民的。身体の華奢なところといい、若い頃の松田聖子を彷彿とさせると思った。
『白いシャツ』は公演の最後を飾るのにふさわしい曲だ。明るくて力強く、明日への勇気をくれる。間奏で、ユニット曲ごとにメンバーが前に進み出て来て挨拶する所は、楽しかった今日の公演を振り返って、少し寂しくなりつつも、満ち足りた気持ちになる。
最後の最後に『青空カフェ』を歌ったのも嬉しかった。『恋するフォーチュンクッキー』ではなく、彼女たちにとって大切な『青空カフェ』を披露するのは、ファンの気持ちをよく分かっている。
メンバーが豆粒のようにしか見えない東京ドームが8500円で、5メートルの距離で見つめられる今日の劇場公演が2000円。単純に比較する訳にはいかないが、今日の2000円の満足度が非常に高かったのは間違いない。