1984年のロス五輪(女子体操)。
メアリー・ルー・レットン(アメリカ)が、エカテリーナ・サボー(ルーマニア)に勝った時のあの演技を覚えてる。最終種目の跳馬で、魂の10点満点。あの映像が忘れられないんだ。
サボー(155cmぐらい)に対して、レットンは、146cm。それ以外でも、演技の上品さ, 妖艶さ, しなやかさ, 可憐さ…どれをとっても サボーが勝つはずの大会だった。
でも、あの日のレットンの体のキレキレ具合, 精一杯のダイナミクス表現, "わたし、この1発で死んでもいい"…助走時のあの殺気。
当時、僕は、それをテレビで観ていて、心が震えたよ。
"あ〜 身長…圧倒的に低い人が、大きな人に勝つってのは、こういうことなんだぁ〜。ここまで見せつけなきゃ! たしかに同点じゃダメなのかも?なぁ〜" とか、そんなことを感じていた。
また、1998年の長野五輪(女子フィギュアスケート)で、タラ・リピンスキー(アメリカ)が、ミシェル・クワン(アメリカ)に勝った時も これ、同じようなことを感じたなぁ〜。
クワン(157cm)に対して、リピンスキーの身長は、147cm。10cmって、ものすごい差だよ。
さらに、優雅なクワン、魅惑のクワン、演技のクワン。
でも、その時のリピンスキーの3回転×3回転, キレキレのステップ & 確かな技術…もうスゴくてね。ピョーンピョーンのクルックルーのスイースィー & バッチバチだった。これ、もう、全然 大袈裟な表現じゃなく…「リアル ディズニー」だった。
感覚的に言うとね、ザ・100%…完璧な出来のキム・ヨナ(ミシェル・クワン) vs アニメの世界? 夢の国? テーマパーク感 1000%! 147cmの浅田真央(タラ・リピンスキー)って感じかな?
とにかく、大きな人に負けない動き…いや、数倍は、上回ってるキレ、はるかに上回ってる集中力, 気合い…スゴかった。スゴかったよ〜。
ただ、レットンにしても、リピンスキーにしても、共通してるんだよね。競技的ハンデをはねのけるものすごい精神力と集中力, 姿勢があって、初めて、5cmオーバー,10cmオーバー…そういう不利に太刀打ち出来るのだと、対等に戦えるのだと、勝てたりするのだと…。つまりは、そういうことが分かっているか?どうなのか?が大事なんだと思う…誰よりもね。
そして、こういうの…AKB等のグループアイドルなんかにも当てはまるんじゃないかなぁ〜?ってさ…。時々、思うのさ。
その子の姿勢…(本当は)どう思っているのか? とか…結構 重要だと思っている。
例えば、"あの子も頑張ってるから…よーし!私も"…なんか程度では、とても "勝てない" ような気がしてるんだよね。
また、"人の3倍, 5倍の努力"って、よく言うけど、実は、本気の本気の本気の本当の3倍やって、やっと、実質 1.5倍…なんだと思う。お客さんが感じるものからしたらね。
"あれっ? あの(背の低い)子…"
ようやく、お客さんさんの目に留まる程度だと思ってる。人群に埋もれないレベルだと思うよ。
特に、150cmアンダーの子なんて…本当に小っちゃいからね…"同じ"では、同点にもならない。
149cm…平田梨奈, 大谷梨子
148.5cm…高橋みなみ
148cm…市川美織, 佐藤美絵子, 小林莉加子, 岩花詩乃, 梅本 泉
147cm…山本ひとみ
146cm…石田優美
別に、150cmを基準にしてるわけではないんだけど、身長…小っちゃい人ってのは、本当 大変、「ふつう」じゃダメだと思うんだよ。
そういうの…どれだけ分かっているか?だと思う。
例えば、昔、目の前、まん前で見た 高橋みなみ。
なんの曲だったか?は、すっかり忘れちゃったんだけど、ペアが、どんどん組み変わっていくフォーメーションでね。とにかく、高橋みなみからしたら、組む人組む人(隣に来る人来る人)全員が、いちいち…自分よりも10cm以上 デカイわけで…。当然、"同じ意識"だったら 負け。
でも、僕には、彼女が組む そのペアセットが毎回毎回…対等に見えた。負けてはいない。1つのもの…バディー。
でも、それ、高橋みなみの方基準で、よ〜く観察するとね…(例えば)前田敦子よりもかなり意識した 2倍のキレ…なんだよね。今!その右腕!の動いた実質距離…プラス 8cmなんだよね。腰のグニャングニャン加減…2倍の激しさなんだよね。ただ、本人の意識としては、その × 3 だと思う。それで、ようやく対等だ。
ただ、あそこまでしないと、バランスとして(全体のバランスとしても)、その2人を俯瞰で見た時、アウトなんだよね。"省エネダンス"と言われた前田敦子とのペアリングでさえ、僕は、そうだと思った。
だから、僕…高橋みなみが本当にスゴいのは、
"そこまでしないと(私の身長では)勝負にならない!"
そのことが分かっていることだと思う。
当然、篠田麻里子が隣に来た時は、20cmの身長差。合わせるような動きだったら、(自分たちのペアが)お客さんから どのように見えてしまうのか? この子は、よく知っていると思った。
負けてないからね。篠田と同じ気持ちじゃ…自分は、結果…完全に人群に飲み込まれることを知ってるからね。自分が、そんなにダンスの才能バツグンだとは思ってないからね…この子。
僕からしたら、レットン, リピンスキー, 高橋みなみ…共通してるものがあるよ。
そして、この前、少し書いたNMBの小林莉加子にも少し似たものを感じるよ。
身長…ちっちゃい自分が対等に戦うためにやるべきこと。この子も一応…知ってる。だから、『北川謙二』の時のあの動きなんだ。ああするしかない。
ただ、高橋みなみと小林莉加子の違い…それは それで…あるよ。
高橋みなみは、10分の11…力を出せる。で、"これは、やり過ぎだな?"…それは(その溢れちゃいそうな分は)、顔, 表情に出してる。そこで 表現してる。
比べて、小林莉加子は、10分10…で 表現を止めてしまう時がある。いや、常に、10割の力を出せるってのも、スゴいことなんだ…本当はね。でも、彼女の場合は、"(周りに)合わせる, 調和する"…そっちの方の意識が優先してしまう場合(確率?)がまだまだ高いような…"みんなの中の自分でいたい"ことが、まだまだ多いような気がしているよ。もうちょっと…もうちょっと…なんだけどね。
だから、全体的…(高橋みなみに比べると)表情が弱く映る。(高橋みなみに比べると)表現がおとなしく感じてしまう。そら、チーム事情とかもあるとは思うんだけどね…。
ぶっちゃけ、彼女は、感情のリミッターを外すのが下手。"慣れていない"と言った方がいいのかも?
で、これは、僕の想像なんだけど、彼女…いろいろと 器用なんでしょうね? 高橋みなみに比べて…はるかにね。
ついでに妄想…。
彼女を今、HKTに移籍させたら、どんな感じになるだろう?
だって、HKTって、NMBと違って、160cmオーバーの子…やたら多いでしょ。あいつ…どれぐらい伸びるのかな〜?ってさ…。
また、SKEの中に入れたら、1年後…どんな感じになるのかな?
だって、表現力…どれだけ眠ってるのか? 見てみたいじゃん。その潜在能力…。
ところで、高橋みなみって、長いこと「ヤンキー(顔)」って言われてるでしょう。小林莉加子も言われてるんだってね…「ヤンキー顔」「姐さん」。
そういうことかも〜?なんてね。
身長…ちっちゃい子が、超絶対的ルックスを持ち合わせていない場合…そういうことなのかも〜? なんてね。
意外に、"負けん気", "根性" だったりするのかも?
メアリー・ルー・レットン(アメリカ)が、エカテリーナ・サボー(ルーマニア)に勝った時のあの演技を覚えてる。最終種目の跳馬で、魂の10点満点。あの映像が忘れられないんだ。
サボー(155cmぐらい)に対して、レットンは、146cm。それ以外でも、演技の上品さ, 妖艶さ, しなやかさ, 可憐さ…どれをとっても サボーが勝つはずの大会だった。
でも、あの日のレットンの体のキレキレ具合, 精一杯のダイナミクス表現, "わたし、この1発で死んでもいい"…助走時のあの殺気。
当時、僕は、それをテレビで観ていて、心が震えたよ。
"あ〜 身長…圧倒的に低い人が、大きな人に勝つってのは、こういうことなんだぁ〜。ここまで見せつけなきゃ! たしかに同点じゃダメなのかも?なぁ〜" とか、そんなことを感じていた。
また、1998年の長野五輪(女子フィギュアスケート)で、タラ・リピンスキー(アメリカ)が、ミシェル・クワン(アメリカ)に勝った時も これ、同じようなことを感じたなぁ〜。
クワン(157cm)に対して、リピンスキーの身長は、147cm。10cmって、ものすごい差だよ。
さらに、優雅なクワン、魅惑のクワン、演技のクワン。
でも、その時のリピンスキーの3回転×3回転, キレキレのステップ & 確かな技術…もうスゴくてね。ピョーンピョーンのクルックルーのスイースィー & バッチバチだった。これ、もう、全然 大袈裟な表現じゃなく…「リアル ディズニー」だった。
感覚的に言うとね、ザ・100%…完璧な出来のキム・ヨナ(ミシェル・クワン) vs アニメの世界? 夢の国? テーマパーク感 1000%! 147cmの浅田真央(タラ・リピンスキー)って感じかな?
とにかく、大きな人に負けない動き…いや、数倍は、上回ってるキレ、はるかに上回ってる集中力, 気合い…スゴかった。スゴかったよ〜。
ただ、レットンにしても、リピンスキーにしても、共通してるんだよね。競技的ハンデをはねのけるものすごい精神力と集中力, 姿勢があって、初めて、5cmオーバー,10cmオーバー…そういう不利に太刀打ち出来るのだと、対等に戦えるのだと、勝てたりするのだと…。つまりは、そういうことが分かっているか?どうなのか?が大事なんだと思う…誰よりもね。
そして、こういうの…AKB等のグループアイドルなんかにも当てはまるんじゃないかなぁ〜?ってさ…。時々、思うのさ。
その子の姿勢…(本当は)どう思っているのか? とか…結構 重要だと思っている。
例えば、"あの子も頑張ってるから…よーし!私も"…なんか程度では、とても "勝てない" ような気がしてるんだよね。
また、"人の3倍, 5倍の努力"って、よく言うけど、実は、本気の本気の本気の本当の3倍やって、やっと、実質 1.5倍…なんだと思う。お客さんが感じるものからしたらね。
"あれっ? あの(背の低い)子…"
ようやく、お客さんさんの目に留まる程度だと思ってる。人群に埋もれないレベルだと思うよ。
特に、150cmアンダーの子なんて…本当に小っちゃいからね…"同じ"では、同点にもならない。
149cm…平田梨奈, 大谷梨子
148.5cm…高橋みなみ
148cm…市川美織, 佐藤美絵子, 小林莉加子, 岩花詩乃, 梅本 泉
147cm…山本ひとみ
146cm…石田優美
別に、150cmを基準にしてるわけではないんだけど、身長…小っちゃい人ってのは、本当 大変、「ふつう」じゃダメだと思うんだよ。
そういうの…どれだけ分かっているか?だと思う。
例えば、昔、目の前、まん前で見た 高橋みなみ。
なんの曲だったか?は、すっかり忘れちゃったんだけど、ペアが、どんどん組み変わっていくフォーメーションでね。とにかく、高橋みなみからしたら、組む人組む人(隣に来る人来る人)全員が、いちいち…自分よりも10cm以上 デカイわけで…。当然、"同じ意識"だったら 負け。
でも、僕には、彼女が組む そのペアセットが毎回毎回…対等に見えた。負けてはいない。1つのもの…バディー。
でも、それ、高橋みなみの方基準で、よ〜く観察するとね…(例えば)前田敦子よりもかなり意識した 2倍のキレ…なんだよね。今!その右腕!の動いた実質距離…プラス 8cmなんだよね。腰のグニャングニャン加減…2倍の激しさなんだよね。ただ、本人の意識としては、その × 3 だと思う。それで、ようやく対等だ。
ただ、あそこまでしないと、バランスとして(全体のバランスとしても)、その2人を俯瞰で見た時、アウトなんだよね。"省エネダンス"と言われた前田敦子とのペアリングでさえ、僕は、そうだと思った。
だから、僕…高橋みなみが本当にスゴいのは、
"そこまでしないと(私の身長では)勝負にならない!"
そのことが分かっていることだと思う。
当然、篠田麻里子が隣に来た時は、20cmの身長差。合わせるような動きだったら、(自分たちのペアが)お客さんから どのように見えてしまうのか? この子は、よく知っていると思った。
負けてないからね。篠田と同じ気持ちじゃ…自分は、結果…完全に人群に飲み込まれることを知ってるからね。自分が、そんなにダンスの才能バツグンだとは思ってないからね…この子。
僕からしたら、レットン, リピンスキー, 高橋みなみ…共通してるものがあるよ。
そして、この前、少し書いたNMBの小林莉加子にも少し似たものを感じるよ。
身長…ちっちゃい自分が対等に戦うためにやるべきこと。この子も一応…知ってる。だから、『北川謙二』の時のあの動きなんだ。ああするしかない。
ただ、高橋みなみと小林莉加子の違い…それは それで…あるよ。
高橋みなみは、10分の11…力を出せる。で、"これは、やり過ぎだな?"…それは(その溢れちゃいそうな分は)、顔, 表情に出してる。そこで 表現してる。
比べて、小林莉加子は、10分10…で 表現を止めてしまう時がある。いや、常に、10割の力を出せるってのも、スゴいことなんだ…本当はね。でも、彼女の場合は、"(周りに)合わせる, 調和する"…そっちの方の意識が優先してしまう場合(確率?)がまだまだ高いような…"みんなの中の自分でいたい"ことが、まだまだ多いような気がしているよ。もうちょっと…もうちょっと…なんだけどね。
だから、全体的…(高橋みなみに比べると)表情が弱く映る。(高橋みなみに比べると)表現がおとなしく感じてしまう。そら、チーム事情とかもあるとは思うんだけどね…。
ぶっちゃけ、彼女は、感情のリミッターを外すのが下手。"慣れていない"と言った方がいいのかも?
で、これは、僕の想像なんだけど、彼女…いろいろと 器用なんでしょうね? 高橋みなみに比べて…はるかにね。
ついでに妄想…。
彼女を今、HKTに移籍させたら、どんな感じになるだろう?
だって、HKTって、NMBと違って、160cmオーバーの子…やたら多いでしょ。あいつ…どれぐらい伸びるのかな〜?ってさ…。
また、SKEの中に入れたら、1年後…どんな感じになるのかな?
だって、表現力…どれだけ眠ってるのか? 見てみたいじゃん。その潜在能力…。
ところで、高橋みなみって、長いこと「ヤンキー(顔)」って言われてるでしょう。小林莉加子も言われてるんだってね…「ヤンキー顔」「姐さん」。
そういうことかも〜?なんてね。
身長…ちっちゃい子が、超絶対的ルックスを持ち合わせていない場合…そういうことなのかも〜? なんてね。
意外に、"負けん気", "根性" だったりするのかも?