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Channel: AKB48 チームBのファンより
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「Romeo und Julia」観劇、孤独なバレリーナの解釈の間違いに気がつく(ナッキー)

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「Romeo und Julia」観劇、バレー素人としての感想、バレーはミュージカルよりアイドル的 孤独なバレリーナの解釈の間違いに気がつく(ナッキー)

アイドルの現場を観たことのない人に、6年前ならAKB48、今ならアリスプロジェクトのステージを見せて感想を聞くのが好きです。
あまりにたくさんのアイドルの現場を日本にいる時は毎日のように観ている私にはない発想と視点にふれることができるから。

「何故髪の毛が黒いんですか」
「制服の衣装なのに、何故白いソックスをはいていないのですか」
「あんなに激しく踊っているのに、歌が上手で驚いた」
素人であるからこそ、面白く、本質をついた感想が聞ける。

同じように、バレー素人の私が、初観戦の(おそらくとんちんかんな)感想を。
まず、バレーと言うと、白鳥の湖くらいしか知識がなかったので、シャイクスピア「ロミオとジュリエット」をバレーで演じるとは知りませんでした。

そうですね。くるみ割り人形もバレーとしては有名ですけど、アイドリアンとしては、石川ひとみの名曲を、まず思い浮かべます。

バレーというと、少数のバレリーナだけが踊るものだと誤解していましたが、50人近くの出演者。歌のないミュージカルという印象でした。

海外で観る舞台は、絶対に面白いという自信のない時には、なるべく安い席を買います。時差や仕事の疲れで寝てしまう可能性も高いので。
当日券を求めて切符売り場へ、25ユーロから75ユーロと言われたので、25ユーロを一枚。
Limited view(ステージ全体が見えない席)だけどよいか、と言われたが2階席前から2列目なので、OK。

ステージ後方は半分、前方は2割くらいが、見えなかったけど、真下にオーケストラが見えて、舞台でバレリーナたちが踊る時、足踏みする音が聞こえるくらい前だったので、その点が面白かった。

19時から22時まで3時間、途中で休憩が2回(合計45分)、実質は2時間15分。AKB48の公演より少し長い。
50人も出演者がいましたが、バレリーナとして踊るのは、若い出演者だけ。

ベテランの女性ダンサーがバレーを披露したのは、ダンスの下手なジュリエットに特訓する時手本を見せる先生役。
と書きながら、あくまで素人鑑賞者の私にはそう見えましたということで、この解釈が正しいか、分からない。
「下手なのに素敵なのがアイドルだ」という教条主義(ドグマ)に毒されているので、こう見えた可能性が高い。

大勢の男性出演者の中で、この人がロミオと分かったのは、ジュリエットが落としたハンカチーフを拾って、匂いを嗅ぎながら、想いをはせるという変態的なキャラの男。
ロミオは、ダンスパーティで、ジュリエットを凝視しながら、ジュリエットのダンスを邪魔して嫌がれるという、STK(ストーカー)的な演出。

前後して、ジュリエットが初登場のシーンは、お風呂からあがって、タオルを体に巻いて、(何故か)女性四人で踊るところ。この演出は、マンガ的。
こことは違う場面で、女性のスカートを男性がめくるシーンが2回出てきて、スカートめくりは(私が小学生高学年の時はやったが)シェークスピアの時代からあったのかと、感心した次第。

女性が4人で踊るので、AKB48ひまわり1stM5「アイドルなんて呼ばないで」を想起。
ジュリエットが前田敦子(島崎遥香)で、残りの三人は、
オリジナル表メンなら、河西智美・峯岸みなみ・小野恵令奈。
バレリーナは、河西智美ほど色っぽくないから、加藤玲奈・篠崎彩奈か、いやイメージが違う。ところで、オリジナル裏メンは誰だったけ?

目では踊るバレリーナを追いながら、頭の中では、ひまわり出演者を追いかける。
アイドルなんて:前田と成田、河西と???、峯岸と早野、小野と奥
ジェットコースター:大島優子と佐藤亜美菜、中西と川崎、小嶋と佐藤由加理
ヒグラシ:高みなと大江、増田と出口
愛しさの:板野と戸島、宮沢と増山、佐藤夏希と駒谷
向日葵:野呂と松原、篠田と大堀、秋元と成瀬、大島麻衣と倉持

分からない、思い出せない。

仕方ない、チームAとチームK両方しらみつぶし。まず、ひまわり公演の後のA4リバイバル
午前7時:前田、大江、藤江、成田、駒谷
春一番が:大島麻衣、佐藤亜美菜
純愛のク:高みな、小嶋、峯岸
Faint: 板野、戸島、川崎
帰郷: 篠田、中西、佐藤由加理
まだ出てこない。
チームK最終ベルが鳴る公演
M5曲名思い出せない;秋元、野呂、梅田、成瀬
初恋泥棒:小野、早野、奥
ごめんね:大島優子、宮沢、増田、倉持
おしめし:大堀、河西
16人姉妹:小林、松原、佐藤夏季    やっと思い出しました。アイドルなんて呼ばないでの河西智美ポジションの裏は、小林香菜でした。

ここまで思い出すのに約10分。
目では舞台のバレリーナを追いながら、頭の中では、チームA・チームBのメンバーを思い出す。

まるで、目の前に、水商売の魅力的な女性(オペラ座のバレリーナ)に誘惑されながら、本妻(AKB48メンバー)を頭に描いて、操を守るような気分。

バレーという舞台は、少数人数のバレリーナが踊りを披露すると誤解していた私は、
大人数の舞台、それも必ずしもダンス(バレー)だけでないことに期待を裏切られる。

「孤独なバレリーナ」と比較すると、
一人で、いかにも、これがバレリーナでると踊る秦佐和子のようなバレリーナは、オペラ座では登場せず。

秦佐和子の後ろで、バレーの振りをして踊る15人のメンバーこそ、オペラ座のバレリーナたちと比較すべき対象だと気がつきました。

バレーの舞台は歌も口パクもないので、次の歌唱パートを除いて、踊るだけのパートのSKE48メンバーと比較の必要があります。

「孤独なバレリーナ」歌唱パート
全員除く秦佐和子
間奏
♪目に見える♪  向田茉夏・高柳明音
♪まぶしすぎる♪ 小木曽汐莉・古川愛李
♪みがかれた♪  矢方美紀・石田安奈・・・松本梨奈・若林倫香
全員
間奏
♪才能と♪   秦佐和子・佐藤実絵子
♪先を急ぐ♪  山田澪花・赤枝里々奈
♪しなやかな♪ 阿比留李帆・加藤智子・後藤理沙子・佐藤聖羅
全員
間奏
7人歌唱・秦佐和子前方でソロダンス・8人バックダンス
8人歌唱

本当のバレーと比較すべきは、秦佐和子の振り付けではなく、残りの15人にあり。本場のバレーを観なければ、絶対に気がつかなかった。

ナッキー

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