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Channel: AKB48 チームBのファンより
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日経新聞「今こそ聴きたい元気になれる歌」。(ときめき研究家)

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5月23日の日経新聞土曜版に、10~60代の男女1000人に聞いた「今こそ聴きたい元気になれる歌」という記事があった。興味深く読んだ。全年代の総合順位は以下の通り。
1位 『Happiness』(嵐)
2位 『負けないで』(ZARD)
3位 『マリーゴールド』(あいみょん)
4位 『ガッツだぜ!!』(ウルフルズ)
5位 『ハピネス』(AI)
6位 『Hero』(安室奈美恵)
7位 『I LOVE…』(Official髭男dism)
8位 『YELL』(いきものがかり)
9位 『上を向いて歩こう』(坂本九)
10位 『紅蓮華』(LiSA)
11位 『キセキ』(GReeeeN)
12位 『ultra soul』(B’z)
13位 『栄光の架橋』(ゆず)
14位 『世界に一つだけの花』(SMAP)
15位 『空も飛べるはず』(スピッツ)
私が知らない歌もあるが、最大公約数的な結果なのだと思う。

年代別のベストテンも載っていた。私と同じ50代の結果は以下の通り。
1位 『負けないで』(ZARD)
2位 『ガッツだぜ!!』(ウルフルズ)
3位 『TOMMOROW』(岡本真夜)
4位 『Happiness』(嵐)
5位 『YELL』(いきものがかり)
6位 『勝手にシンドバッド』(サザンオールスターズ)
7位 『どんなときも。』(槇原敬之)
8位 『春一番』(キャンディーズ)
9位 『上を向いて歩こう』(坂本九)
10位 『Hero』(安室奈美恵)
これは全部知っている。3位、6位、7位、8位に総合15位には無い歌が入っている。

この手の調査を受けた時に咄嗟に思い浮かぶ歌は、一般的な人の場合、ヒットした有名な曲になりがちだ。じっくり考えたら、あの曲もあったなと思いつく歌もあるだろうが、後の祭りだ。私でも、咄嗟ならば、タイトルで『元気を出して』(竹内まりや、薬師丸ひろ子)とかを答えたかもしれない。もちろんこの曲も好きだが、他にも沢山ある。

1日考えて、私の「今こそ聴きたい元気になれる歌」10曲を選定してみた。もちろんアイドル限定だ。順位は付けられないので、概ね古い歌から順番に。

『輝いて輝いて』(榊原郁恵)は、いきなりアルバム曲だが、「all lady have a chance」全ての女性にチャンスはあるというメッセージソング。もちろん男性でも共感できる歌だ。最初に好きになったアイドルから1曲入れたかった。

『時代』(薬師丸ひろ子)は、中島みゆきのオリジナルもいいが、讃美歌のような薬師丸ひろ子の歌唱に心洗われる。「今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩き出すよ」。

『うしろゆびさされ組』(うしろゆびさされ組)は、アニメ主題歌だったが、人が何と言おうと個性は大事にしたいというメッセージソング。「あいつはダメな奴とレッテル貼られたって」。

『悲しみよこんにちは』(斉藤由貴)は、「涙が乾いた後には夢への扉があるの」というベタな応援ソングだが、舌足らずでほんわかした斉藤由貴の歌唱に癒される。

『コンプレックスBANZAI』(浅香唯)は、「胸はなくても女は根性」というぶっ飛んだ歌詞(指原の「胸は残念」より30年早い)。『Believe again』ではなくブレイク前のコミックソングと紙一重の隠れ名曲を選曲した。

『Say Yes』(菊池桃子)は、ストレートな応援ソング。菊池桃子のささやくような声で、きっぱりと「生きるのがとても好き」と言い切られると、その通りと納得せざるを得ない。

『彼のダイアモンド』(伊藤智恵理)はアルバム曲。圧倒的な歌唱力を誇った彼女の名盤だが、草野球の応援に行くこの歌は最高。当時私も草野球をしていただけになおさらだ。「永遠にスキと言えるもの失わないで」。草野球はやめたけど、アイドル鑑賞は続けている。

『LOVEマシーン』(モーニング娘。)が日経のベスト15に入らなかったのは意外だ。紅白歌合戦でも何回も歌われ、「ニッポンの未来は WOW WOW WOW WOW世界がうらやむ YEAH YEAH YEAH YEAH」と、バブル崩壊後低迷する日本を元気づけた曲。

『ファーストラビット』(AKB48)はファン人気も高い名曲。前田敦子の卒業直後に発表され、誰より先に海に飛び込むペンギンのように、先駆者たれと背中を押している。「傷つくたび大人になる」。

『青春のフラッグ』(渡り廊下走り隊)は若いメンバー達に励まされる歌だ。「誰かといつも競わなくていいんだ 立てた目標絶対守ろう」。人生は他人との競争ではない、自分自身が納得して歩んでいくものだというテーゼに共感する。若き日の渡辺麻友の歌唱が凛々しい。

どの歌も私自身の心に残る歌詞がある。しかしそれだけではだめで、曲調も心が浮き立つような魅力を持っている。これらの曲を聴いて元気になろう。

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