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Channel: AKB48 チームBのファンより
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今日までずっと頑張って来たよね。渡辺麻友が引退。(ときめき研究家)

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渡辺麻友が芸能活動を引退した。健康上の理由とのことだ。
事務所より、本人への取材や、憶測によるSNS投稿、記事掲載は控えてほしい旨の要望が出されている。私は生身の彼女の引退理由等には興味がない。彼女の残した作品について振り返ってみたい。

まずは、出演ドラマから。

『なつぞら』(過去記事
結果的に渡辺麻友の最後の出演作品になった。
NHK朝ドラ100作目という記念作品で、主演広瀬すずの同僚役で、広瀬と対照的な生き方を演じて、物語の中で重要な役割を担っていた。高視聴率の番組への出演で、知名度も好感度も上がった。

『いつかこの雨がやむ日まで』(過去記事
女優を目指す劇団員の役を演じた。殺人事件もからむサスペンス仕立てだが、リアリティに乏しく、キワモノっぽかった。そんな中で渡辺は熱演していたが、見ているのが若干辛くなるドラマだった。

『サヨナラえなりくん』(過去記事
渡辺が恋多き女を演じた。毎回毎回好きになる男たちがダメ男で、それを暴いていくというコメディ。バカバカしい設定だが、そういうものとして楽しめた。えなりかずきが物語に締まりを与えていた。渡辺の卒業コンサートに、このドラマの共演者であるえなり、池田成志、上地春奈が来て寸劇を演じてくれたのも嬉しかった。

『戦う!書店ガール』(過去記事
稲森いずみとのダブル主演作品。営業不振のチェーン書店の支店を協力して立て直す話。お仕事ドラマとしてはややチープな作りだが、渡辺の制服姿と私服、両方を楽しめた。店頭である稲森の優柔不断さと、本部の上司(木下ほうか)の妨害の露骨さに苛々しながら見ていた。主題歌は『出逢いの続き』。

『さばドル』。
初の主演作品。38歳の女教師が年齢を偽ってアイドルを演じているという設定のドラマ。女教師シーンでは本当に38歳に見えていたし、アイドルシーンは本人そのものでキラキラ輝いていた。ドラマとしてもそれなりのリアリティがあり、妹役の安藤玉恵にも助けられて、上質のエンタメ作品になっていた。主題歌は『シンクロときめき』。エンディングテーマが『サバの缶詰』。

どんな役を演じても、品が良く、アイドルらしい可愛らしさを体現していた。

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