作詞家三浦徳子を偲んで。初期松田聖子の作品を回想。(ときめき研究家)
ミュージシャンや音楽関係者の訃報が相次いだ。自分との年齢も近く、自分が好きで聴いてきた音楽の作り手たちの逝去は、他人事とは思えない。 三浦徳子の最大の業績と言えば、やはり松田聖子を世に出したことだろう。 デビュー曲の『裸足の季節』から『青い珊瑚礁』『風は秋色』『チェリーブラッサム』『夏の扉』までのシングルと、アルバム『SQUALL』『North...
View Article乃木坂46『Monopoly』を聴く。(ときめき研究家)
乃木坂46の新曲は、いっぷう変わった楽曲だ。 「やさー、しさをー、あいー、だとー」と、2拍目にアクセントを置いた歌詞の載せ方が個性的だ。ぎっこんばったんしながらメロディーが進んでいくような印象。ノリは確実に悪いが、慣れると耳に残ってしまう癖になる曲調だ。...
View Article柏木由紀が卒業発表。「チームBのファンより」はどうなる?(ときめき研究家)
少し古い話になるが、10月20日に柏木由紀がAKB48からの卒業を発表した。2024年3月に卒業コンサートを行うとのことだ。...
View Article2023年ベスト8を選定。(ときめき研究家)
大晦日なので、恒例どおり2023年のAKBグループ、坂道グループの楽曲からが選曲してプレイリストを作成する。シングル曲はだいたい配信で購入しているのだが、あまり聴き込めずにブログ記事が書けなかった曲もあった。ましてやカップリング曲にまではなかなか手が回らず、今年は10曲に満たないベスト8となった。...
View Article2023年紅白歌合戦の感想。(ときめき研究家)
昨年の大晦日も紅白歌合戦を観た。視聴率は過去最低だったそうだが、それでも30%前後の家庭がリアルタイムで観ている。我が家も含め、習慣化しているということで、年末には欠かせない存在だ。 乃木坂46は、久しぶりにその年のヒット曲から『おひとりさま天国』を歌唱した。多様な生き方を肯定する内容で、番組のテーマに沿っていたのも理由ではないか。可愛らしい曲調で、なかなか辛辣な歌詞なのは乃木坂らしい。...
View Articleバカリズム脚本ドラマ『ブラッシュアップライフ』を観る。ネタバレあり。(ときめき研究家)
2023年度に放送されて高評価だったドラマ『ブラッシュアップライフ』。当時なぜか見逃してしまったが、年末に一挙放送があったので録画して観た。最初は週に1話ずつじっくり観ようと思ったが、途中から止まらず後半は一気見になった。評判通り、素晴らしい作品だった。一挙再放送があって良かった。これを見逃していたら人生の損失だった。ブログ読者には今更だろうが、感想を記しておきたい。...
View Article櫻坂46『何歳の頃に戻りたいのか?』を聴く。(ときめき研究家)
櫻坂46の新曲が出たので聴こうと思ったら、実はその前に『承認欲求』というシングルも出ていたようだ。私が迂闊なだけなのだが、結構短いサイクルでシングルが出ていることにグループの勢いを感じる。順番は逆転するが、最新シングルの方から感想を記す。 櫻坂46『何歳の頃に戻りたいのか?』 何歳の頃に戻りたいのか? いつが一番輝いていたか?...
View Article櫻坂46『承認欲求』を聴く。(ときめき研究家)
実は昨年に発売されていた『承認欲求』。この曲も櫻坂46らしい曲だ。 チャカポコチャカポコというファンキーな鐘を鳴らすイントロ、思い切り加工した歌声で始まる歌唱、とてもシュールな楽曲だ。全体としては、激しいリズムとダンスのための曲調。『何歳の頃に戻りたいのか?』と全く違う楽曲なのに、どこか似たような印象を受けてしまう。 歌詞の内容は案外分かりやすい。...
View ArticleAKB48『カラコンウインク』を聴く。初めて聴いたのに懐かしい。(ときめき研究家)
卒業する柏木由紀が単独センターを務めるシングル曲。 先入観全く無しで聴いたが、一聴してとても「懐かしい」印象を受けた。これは敢えてそういう狙いで創られているのだろう。 イントロが籠ったようなノスタルジックなサウンドのオーケストラで、『Everydayカチューシャ』のイントロを連想する。さらに歌い出しの「素足では まだ早い」は、『Everydayカチューシャ』の「太陽が...
View Article柏木由紀卒業コンサートの余韻。(ときめき研究家)
土曜日にコンサートを観戦、日曜日に観戦記を書いてブログに掲載、月曜日は自作した柏木のベスト曲集を聴きながら通勤した。11曲中コンサートで歌われた曲は5曲、歌われなかった曲が6曲。どの曲も耳に染み入って来る。...
View Articleカンテレ制作ドラマ『春になったら』の感想。悔いなく人生を終えるには。(ときめき研究家)
この春は観るべきドラマが多かったが、特に木梨憲武と奈緒主演の『春になったら』は身につまされた。 膵臓がんで余命3か月の宣告を受けた父(木梨)と、3か月後に結婚すると宣言した娘(奈緒)の3か月間を描いたハートフルなドラマ。派手な事件や驚きの展開などはないが、周囲の人達もいい人ばかりで見ていて気持ちいいドラマだった。...
View Article宮島未奈著『成瀬は天下を取りにいく』を読む。映像化されるなら成瀬を演じるのは誰?(ときめき研究家)
本屋大賞を受賞した宮島未奈著『成瀬は天下を取りにいく』は、ユニークな主人公成瀬あかりが地元滋賀で活躍する痛快青春小説だ。続編の『成瀬は信じた道をいく』も併せて、一気に読んだ。読み終えるのが惜しく、まだまだ続きを読みたくなる小説だ。第三弾、第四弾を期待したい。...
View Article乃木坂46『チャンスは平等』カップリング曲『サルビアの花を覚えているかい?』にときめいた。(ときめき研究家)
最近はカップリング曲まではなかなか聴き込めていなったが、乃木坂46の新曲は収録全曲を購入して聴いている。その中でカップリング曲『サルビアの花を覚えているかい?』を気に入った。 元カノの結婚式当日に、昔2人でよく行ったカフェを1人で訪れ、彼女が好きだったかぼちゃプリンを食べながら感傷に耽っている男の歌だ。そのカフェの入り口の花壇に咲いているのがサルビアという舞台建てだ。...
View Article乃木坂46『チャンスは平等』とカップリング曲を聴く。(ときめき研究家)
『チャンスは平等』。 いかにもシングル曲らしい歌だ。 タイトルからはよくある啓蒙的な楽曲にも思えるが、この曲に限ってそれほど深い意味はない。軽いノリで「君ならできる」「明日はきっといい日」とか、根拠もなく声をかけているような歌詞だ。...
View Article宮本佳林主演舞台『ザ☆アイドル』を鑑賞(ネタバレあり)。(ときめき研究家)
ナッキーさんに勧められて、本当に久しぶりにアイドルの舞台を鑑賞することとなった。 紹介された告知サイトで「80年代の売れないアイドルが2024年にタイムトリップして人気アイドルになる」というあらすじだけを読んで、なぜだかこの舞台は観た方がいい、否観なければならない、ぜひ観たい、と直感したからだ。こういう直感には従わなければならない。早速チケット(9500円)を予約した。...
View Article好きな女性アスリートは、「My wife」(ときめき研究家)
ドジャースの大谷翔平が「好きな女性アスリートは?」と訊かれて、「My wife」と答えたことで株を上げたと報じられている。確かに「神回答」と言えるだろう。...
View Article同じ本を2度読むのは時間の無駄なのか?(ときめき研究家)
最近気になるテレビコマーシャルがある。 サントリーのノンアルコールビールを飲みながらのんびり読書していたダイアン津田が、突然「この本、読んだことがあった! 時間返せ!」と叫ぶのだ。...
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